中学校では必修となるダンス。NHK教育テレビなどでもダンス番組があり、小さい子供からはじめられる教室も増えています。自分の子どもに習い事として体験させてあげたいと考えた場合、メリットはどこにあるのでしょうか。
また、費用はどのくらい?何歳からはじめられる?など詳しく調べてみました。
ダンスって何?カテゴリもいろいろ
子供の習い事としてのダンス、一言でダンスと言ってもステップを習うものから、本格的なものまで様々です。
赤ちゃんからはじめられるものとしては「リトミック」があります。これは音楽に触れるという意味で、将来、ピアノを習わせたいママにも人気のダンス。音楽に合わせて踊るので、いないいないばあっの「わーお」など幼児番組のダンスを一緒に踊ることもレッスンです。
幼稚園・小学校で習うダンスの種類は、
・バレエ
・ヒップホップ
・ジャズダンス
・フラダンス
・チアダンス
などの種類に分けられます。
用品代だって考えて ~ヒップホップに必要なシューズ
習い事=月謝のみで充分と思いがちですが、そんなことはありません。
スポーツ系の習い事は、用品代もかかります。それが割と高いという声もあります。
ヒップホップのダンスだと、写真のような「ハイカットスニーカー」が必要です。
ステップの際に、足を保護するための靴が必要で、習い事をはじめる時に準備するように言われます。これで靴下+足首をホールドできる靴で踊ります。
靴はインターネットショッピングでも売っていますよ。大体2000~高いもので8000円ほど。
習い事にはお金がかかる? ~用品代のほかにこんな費用も
ダンスのデメリットとしては、お金がとてもかかること。スポーツ系の習い事は、サッカーならスパイク代やユニフォーム代、遠征費がかかるので、どんどん出ていくと言われますが、ダンスだって同じこと。
バレエは、発表会があるので年間で10万円はかかると言われます。チュチュ、バレエシューズ、メイク道具や髪飾りにもちろん遠征費も。発表会の参加費用もかかります。
フラダンスやヒップホップダンスだって同様。イベント代や衣装、靴代がかかります。フラダンスは親子で習うと親も参加費がかかります。
節約するならイベントはあまり参加しない団体を選んだり、カルチャー教室などだと安く学ぶことができたりも。衣装を先生が手作りしているなら費用も安いです。
最初は、体験レッスンを実施しているところもあるので、500円の体験レッスンや、無料レッスンなどを味わった後で学ぶのはどうでしょうか。
ダンスを学ぶメリットとは?
ダンスを学ぶことで、運動神経はもちろんですが、先生から言われたことを指示通りやりきることができます。
赤ちゃん、幼児期だと、リトミック的な音遊びをはじめとして音とふれあって絶対音感を養うこともできるのがダンスの魅力。ジャズダンスやバレエ、英語を聞きながらのリズム遊び、ヒップホップなど幅広いダンスレッスンがあるので、感情を踊りに込めて表現することができるようになります。
また、人気となっている理由は中学必修科目になるから。小学校までに習わせておけば、中学の授業で抵抗なくはじめることができますよね。
もちろん、ヒップホップやチアダンスでは、周囲との連携が大切。チームワークや協調性を養い、お友達と一緒に振り付けをすることで、同世代の子たちと仲良くなれます。
ダンスレッスンを体験してみました!(体験談)
1ヶ月あたり4500円、週1度のレッスンのダンス教室に行ってみました。計算すると1回あたりは1000円ほど。
4歳児、キッズクラスです。既にやっている子は3人。男の子も女の子もいました。
小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんは多かったので、もしかすると小学生になるとやりはじめる子がすごくたくさんになりそう。兄弟2人で参加し、下の子は途中で飽きてしまいました。そのため挫折。親が抱っこして横で見ています。
1.挨拶
2.ストレッチ
3.音楽に合わせてステップ
ボックスステップはわかりました。
4.音楽に合わせて振付
他のお姉ちゃん、お兄ちゃんは前のレッスンで既にならっていて、覚えている様子。1曲の課題曲に振り付けしています。
初回体験だけだったので、4.の音楽に合わせて振付はできなかったです。イベントまでに1曲を踊りこみ、みんなで踊るのかなと思いました。早期からやり始めると差がつくかもしれませんね。
他の子はハイカットスニーカーを履いていて、小さいレッスンスタジオは、さながら体育館のよう。そこまで広くないですが、バレエもできるようなバーに鏡もついていました。
音を流す時は、かなり大音量で音に敏感な子は驚いてしまうかもしれないと感じます。
イベントに積極的ではなかったのですが、数か月に一回ごとの地域のお祭りに出場する予定とのこと。目標ができるのはいいことですが、イベント参加費やその時までに覚えなくてはいけないプレッシャーもありそうに思いました。このあたりは習うスタジオによっても方向性が違いそうです。