子どもの習い事人気ランキング

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春は新たに習い事をはじめる人も多い季節。最近は習い事の種類も増え、ランキングの顔ぶれもバラエティ豊かです。最新の習い事ランキングベスト10を発表します!



2人に1人が習い事、4人に1人が2つ以上に通っている

習い事は「本人がやる気になればなんでも!」という人もいると思いますが、選択肢の幅がぐっと広がった今だからこそ、人気の習い事が気になる人も多いはず!

リサーチの有効回答数は465。そのうち6歳以下の未就学児が約3分の2をしめ(0~3歳が40.7%、4~6歳が26.1%、7歳以上が33.2%)、男女比はほぼ半々(男の子48.3%、女の子51.7%)でした。

実際に習い事をしている子供の割合は2人に1人の53.7%。2つ以上通わせている人も25.5%に上りました。逆に 「まだ小さくて無理」という人も18.1%いました。

習い事ランキング 10位~6位

【9位:柔道・空手などの武道(6.6%)】
体を鍛える、強くなるというよりは、精神力や集中力を培ったり、礼儀作法を身に付けられるといった効果に期待する人が多いようです。もちろん、いざというときには自分の身を守るのにもひと役買ってくれるでしょう。柔道や空手のように用具がいらない武道は比較的気軽にはじめられます。

【9位:サッカー(6.6%)】
男の子を中心に高い人気を誇るサッカー。2014年のW杯で刺激を受けた子も多いかもしれません。子供自身から「やりたい」と言い出すことも多く、子供と一緒にスポーツを楽しみたいパパにも人気です。なかには「ウチの子も将来はサッカー選手に!」なんてひそかに夢見るママもいるかも!? 体をフルに使うので体力もつき、チームプレーを通してコミュニケーション能力も磨かれるなど、得られるものはいろいろあります。

【8位:リトミック・音楽教室(7.4%)】
「リズム感がよくなる」「情緒が育つ」など感性を豊かにしてくれるといわれるリトミックや音楽教室。小さな子でも楽しむことができるので、はじめての習い事としてもポピュラー。体験レッスンで子供の楽しそうな様子を見て、習わせることを決意する人も多いようです。家に帰ってから習った歌や動きを親子で遊ぶのも楽しいですよ。

【7位:くもん(7.8%)】
実際の年齢や学年にこだわらず、個人の学力に応じた教材を使うくもん。実際に「計算が早くなった」「読解力がついた」などと効果を実感する人が多く、親自身がくもん経験者という場合も少なくありません。自分がラクに解けるレベルからスタートするので、勉強というよりゲーム感覚で始められます。家庭用の宿題も出るため毎日勉強する習慣や集中力が養われるという声も。未就学児であれば、あらかじめ小学校で学ぶ内容を先取りしておくことで、親も子も余裕をもつことできます。

【6位:習字(8.2%)】
ママ世代が子供のころには定番の習い事だった習字はやはり根強い人気。きれいな字が書けるようになるだけでなく、「集中力がつく」「礼儀作法が身に付く」などプラスアルファのメリットを挙げる声も多数。上達が目に見えてわかりやすいので、子供たちも達成感を得やすいようです。日本の伝統文化に触れることもよい刺激になるでしょう。

習い事ランキング 5位~1位

【5位:体育・体操(9.8%)】
小さな子の習い事としても人気が高い体操。一日中走り回っているような元気な子供のママが、もっと体を動かしてもらいたいとはじめるケースも多いよう。逆に、小学生くらいになると体育への苦手意識を克服させたいとの思いから通わせる親もいます。柔軟性やバランス感覚、体力などを総合的に身に付けることができる体操はあらゆるスポーツの基本になります。

【4位:学習塾(12.3%)】
習い事、という言葉からイメージするものとは少し違うかもしれませんが、現代ではこれもれっきとした習い事のひとつ。今回は回答者の約3分の1が小学生のママだったこともあり、上位にランキングしました。受験対策などで早くから塾に行く子も増え、低年齢化が進んでいます。

【3位:英語・英会話(17.2%)】
小学校での英語の授業も必修化され、今後ますます必要になってくる英語。第3位というのも納得の結果です。とくに、親自身が英語が苦手だと、子供には英語で苦労してほしくないと思うようです。「早くから本格的な英語教育を」というより、「まずは英語に親しんでほしい」「英語に耳を慣らしてほしい」と考えているようです。最近は教室のタイプも多岐にわたり、「キックボクシング+英会話」という個性的なカリキュラムを持つe-kids(イー・キッズ)などもあります。

【2位:スイミング(28.7%)】
習い事の定番といえばスイミング。ただ、2011年の同調査では4割以上の票を集めて、断トツ1位だったことを思うと、ちょっと意外な結果かもしれません。習い事の選択肢が増え、多様化していることも影響しているのでしょう。マタニティスイミングやベビースイミングなどもあるので小さいうちから(マタニティスイミングならお腹のなかにいるときから!)はじめやすいのが特徴。通わせる理由としては、「丈夫な体づくり」を挙げる人が多いですが、もちろん、泳ぎの習得も重要な目的。プールや海などのレジャーを楽しむうえでも、泳げることは大きな安心につながります。

【1位:ピアノ(29.9%)】
スイミングを抜いて、僅差でピアノが第1位に! かつては女の子の習い事の定番でしたが、最近は男の子でも始める子が続々。自分が小さいころに習っていたママも多く、親しみやすい人も多いようです。音符が読めれば、音楽を楽しむ幅も広がりますし、コツコツ練習を続けることで忍耐力や集中力も身に付くなどのメリットがあります。逆にいうと、家で練習しなければ、なかなかうまくならないので、家庭でのサポートも必須。昨今の住宅事情から都心部では防音などにも気を配る必要があります。

人気の習い事ランキング男女別ベスト5

男女別の結果は以下のとおりでした。いまやほとんど男女差はないですね。しいていうなら、男の子のサッカーが特徴的だといえるでしょう。

●男の子
1位 スイミング
2位 ピアノ
3位 英語・英会話
4位 学習塾
5位 サッカー

●女の子
1位 ピアノ
2位 英語・英会話
3位 スイミング
4位 体育・体操
5位 学習塾

ランキング外には、琉球舞踊、茶道、乗馬、ミュージカル、フラワーアレンジメントなどが並びました。本当に習い事は多様化しています。

これから習わせたいものランキング

今後(小学校低学年頃までに)、習わせたいものランキングのベスト5は以下の結果に。実はこれ、2011年におこなわれた調査結果とまったく同じでした。小学生にもなると、だんだん子供自身の希望も出てくる時期。自分でやりたいといったものを続けることで忍耐力なども養われていきます。

1位 スイミング
2位 本人の希望するもの
3位 ピアノ
4位 英語・英会話
5位 習字

どんな習い事を選ぶにせよ、子供が楽しく続けられるよう、親としても必要に応じてサポートしていきたいですね。

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