妊娠中から赤ちゃんの健康に気を使っていて無事に出産出来てもまだ安心出来ないのが成長過程で障害が出てしまう可能性があること。
赤ちゃんの発達が遅かったりするとすごく不安なのも障害の有無を発達で判断出来る病気もある為に月齢の近い他の赤ちゃんと発達具合を比べてしまうことも多々ありますよね。
しかし発達の速さは個々の赤ちゃんによって異なる為に早く病院に行ってもはっきりとした診断が出来ないものもあります。
そこでここでは赤ちゃんの月齢や年齢別に診断できる障害をまとめてみました。
出産してすぐにわかるもの
赤ちゃんが誕生してすぐに分かるものは先天性の疾患です。生まれてすぐの赤ちゃんは血液検査によって先天性の障害の有無が診断されます。
この血液検査で診断される病気の数は住んでいる地域により異なるそうなのでその数が詳しくしりたい場合には出産前から調べておくと良いですよ。
この検査で疾患が見つかったら産院に入院中に医師からお話があると思います。
生後3か月頃
生後3か月頃になると首がすわり始めます。最近の赤ちゃんはもっと早く首がすわる子もいるそうですがだいたい生後3か月から5か月の間に首がすわれば心配はありません。
首がすわったかどうかは、赤ちゃんをうつ伏せに寝かした時に自力で顔をあげれるかどうかです。
この首のすわりが遅いと考えられる障害は脳の障害・発達障害・筋肉の異常です。
3か月検診と4か月検診で首のすわりは見られるのですが、判断の基準は生後3か月なのに新生児のように首がすわっていない状態なので生後3か月でしっかり首がすわっていなくてもそんなに不安にならなくても大丈夫です。
1歳頃
1歳頃になると発達の早い子は歩いていたりする時期になります。まだ歩いていなくても捕まり立ちしたりお座り出来ていれば問題はありません。
この時期に上記のような発達が見られない場合に疑わしい障害は脳性麻痺です。
9か月・10か月検診時に上記のことが出来ているか確認され出来ていない場合には再検査される可能性があります。寝返りをするかどうかも確認されるのでしっかりチェックしておきましょう。
3歳から5歳頃
自閉症や発達障害がだいたいこの頃に診断されます。5歳頃になるとどんなに発達の遅い子でもさほど他の子と大きな違いは無い為に5歳位にちょっと他の子と違うなと思ったら病院で検査を受けても遅くはないと思います。
自閉症や発達障害はママが気にし過ぎて早い時期から他の赤ちゃんと比べてしまいますが早くに専門の病院に行ってもだいたいの場合ははっきりとした診断はされず経過観察になることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?赤ちゃんの健康は親なら誰もが心配になるものですが、上記にあげた時期に赤ちゃんがそれにあった成長をしていれば他の子より少し遅れていても全く問題ありません。筆者も子供が6歳くらいになるまでは、他の子よりも成長が遅かったのでとっても不安でしたが何の問題もなく育ちました。
早期に発見することでその後の対応策も医師が教えてくれるので検診は必ず逃さずに行きましょうね。