ママやパパが仕事で忙しく、子供1人で食べなくてはいけない日。お弁当を毎日用意していても、長期休暇中は1人で過ごすことに不安なこともあると思います。
また、パパが単身赴任だったりしていつもママと子供の2人の時、だれかと話しながらごはんを食べることができたら楽しいと思ったりしますよね。そんな時には「こども食堂」を利用してみてはどうでしょうか。いつも1人でごはんを食べている「孤食」の子が利用できる食堂、全国に広がっています。
こども食堂とは?
日本では、ランドセルが買えないなど、見えない貧困があるようです。シングルマザーの家庭の問題もとりあげられています。この貧困対策として注目なのが「こども食堂」。
食材は寄付が基本で、調理は地域のボランティア。子供の食事代は無料だったり100円、200円で食事を楽しむことができたりも。大人も300~500円が平均価格で、値段も高くありません。
家でごはんを食べることができない貧困家庭をはじめとして、ママが仕事で家庭にいなくて子供1人でごはんを食べる家庭、パパが出張、単身赴任で家にいなくて寂しさを感じている家庭も利用できます。みんなで食事をとることで、世間話をしながら温かい気分で食事をすることができます。
こども食堂の利用方法
全国のこども食堂を検索できるサイトがあるので、そこから探しましょう。
・こども食堂ネットワーク
http://kodomoshokudou-network.com/
・こども食堂・COM
http://kids-lunch.blog.jp/
自分が住んでいる地域のこども食堂を調べてみて、曜日などを調べ、予約が必要なら予約をして出かけます。
こども食堂を利用するにあたっての注意点
食堂によっては予約が必要なところもあります。食堂自体、人数を把握したい場合があります。直接行って食べられないと悲しいので予約必要なところは予約をしてから行きましょう。
予約不要な場合は、決められた日に直接行けばOKです。食堂によって、従来は一般的な居酒屋や食堂として営業していて、毎週金曜日は「こども食堂」になる場合もあります。また、1ヶ月に1度、土日のみなど決められた日に「こども食堂」として営業することもあります。
子供の年齢によっては親がつきそう必要もあり、その場合は、親子で訪れましょう。
こども食堂の1食分は?
値段はこども食堂によって違いますが、子供1人あたりは100円で食べることができたりも!大人も300~500円。野菜たっぷりの栄養満点のごはんを食べることができるので、できるだけ残さずに食べきりたいです。
こども食堂を手伝うことも
子供を育てるママだと、ごはんを食べにいくだけでなく、こども食堂を手伝いたい場合もあるかもしれません。
その際は、家で余っているお米、野菜をこども食堂に贈ることもできます。また、当日、ボランティアスタッフとして参加することもでき、何か協力したいのなら、近くにあるこども食堂に問い合わせてみましょう。1食あたりは格安なので、もし、こども食堂を利用して、食事代が安いと感じるのなら、材料費として後から寄付金を振り込むこともできます。