最低限の産後アイテム、いる?いらない?【赤ちゃん編】

3,738 views

そろそろ出産準備をと考えた時、本当に必要な物がわからない。

私がそうでした。実際色々調べて準備したものの使わなかった物もありました。そんな私自身の体験と先輩ママが教えてくれた最低限の準備品をご紹介します。

ご自分の生活ベースに合わせて参考にして頂ければと思います。



【肌着などのウェア類】

新生児期は基本的におうちで過ごす子がほとんどだと思うので、おうち着のご紹介です。
まずは短肌着。こちらは季節問わず4~5枚ほど。紐で結ぶタイプやマジックテープタイプなどがあります。マジックテープタイプは動くようになってからも着替えに便利です。

次にコンビ肌着。短肌着に重ねたり、直接着せるこちらも4~5枚あるといいでしょう。
長肌着に代わる物で、こちらの方が足をバタバタさせるようになってからも着せられると思います。

肌着の上にウェアを重ねますが、足の分かれる2wayオールにすれば長い期間着せられます。夏は肌着だけで過ごすことも多いかと思いますが念の為用意するのであれば1枚あれば十分。春秋冬は3枚程用意しておくと良いです。

お着替えの多い新生児期ですが、サイズアウトも早いのでなるべく長く着せられる形・素材を選ぶと良いです。

【スタイなどの小物類】

可愛い物がたくさんある服飾小物。新生児期から使用頻度の高い順にご紹介します。
授乳時、お風呂などでよく使うガーゼ。月齢の低いうちは吐き戻しも多いので10枚ほどは用意しておくと便利です。

よだれかけはたくさん必要になりますが、新生児期は無くて大丈夫です。よだれがたくさん出始めるのは大体3ヶ月頃からなので、それまでに用意しておくといいかと思います。出産のお祝いで貰う方も多いかもしれませんね。

ミトンや靴下。この2点は室内で過ごす新生児期には必要のない物です。赤ちゃんは手足で体温調節をしているので、靴下は冬でも室内では履かせなくて良いとされています。用意する場合は1、2足寒い時期の外出用として用意しましょう。ミトンは顔の引っ掻き傷が気になりつけてあげたくなりますが、医師から必要と言われない限り、爪をこまめに切り防止した方が良いようです。

帽子も室内で使用することはないので、新生児期には不要な物。ただし1ヶ月検診が真夏・真冬の場合は時期にあった素材の帽子を1つ用意しておくといいかと思います。

【ベビーバスなどお風呂グッズ】

新生児期の赤ちゃんは沐浴をします。ですが期間は1ヶ月ほど。
ベビーバスは色々な種類がありますが、レンタルを利用したりビニール素材の膨らませるタイプを購入すれば使用しなくなった時に邪魔になりません。私は知人からビニールタイプを借りていました。

私は洗面器も用意していました。無くても困らない物ですが、夏産まれで肌の弱い子供だった為おむつかぶれをよく起こし、頻繁に座浴をしたので重宝しました。その後も洗濯で使えますし100均で購入したので捨てるのも惜しくありません。

沐浴剤は用意していたのですが、産院での指導の際に2日に1回は沐浴剤でなくソープで洗うように言われました。なので小ボトルが半分以上残ってしまいました。あまり気にならない方は沐浴剤のみでも大丈夫ですし、逆に面倒でない方はソープのみでいいかと思います。赤ちゃんの肌はとても繊細なので、ソープは固形でも泡タイプでも赤ちゃんのお肌に優しい物を選ぶといいかと思います。

ガーゼはハンカチサイズの物と大判の沐浴ガーゼを使用しました。ハンカチサイズの物は普段使いの物と同じでもいいですし、すぐに乾くので合わせて10枚程あれば十分です。沐浴ガーゼは必須ではない物ですが、産まれたばかりで布をかけないと泣いてしまう子の場合、タオルなどより沐浴ガーゼの方が軽くて乾きも早いので便利でした。ハンカチタイプとセットになって売っている場合もありますね。

赤ちゃんを拭くタオルも家にある物で十分です。清潔で柔らかい物を2枚準備すれば良いでしょう。

湯温計は用意しましたが、沐浴の間しか使用しませんでした。最近のご家庭はお湯を出す際、温度を設定できることがほとんどなので無くてもいいアイテムかなと思いました。

【爪切りなどのケアグッズ】

産まれたばかりの赤ちゃん、実は爪の伸びている子が多いです。出産前に必ず爪切りを用意してください。赤ちゃん用のハサミタイプが使いやすいです。ヘアブラシとセットで売っている物もありますが、使うとしてもまだまだ先になりますので、事前に用意する必要はないかと思います。

赤ちゃん用の麺棒も産後すぐに使用します。へその緒が取れるまでは、お臍のケアや毎日のお風呂上りに耳や鼻の周りの水分を拭き取るのに使用します。

保湿用のローションは夏産まれの子の場合、私は特に使用しませんでした。ですが、保湿が必要!という考え方もありますね。赤ちゃんは汗っかきなので基本は清潔に保つことを前提として、用意する場合は必ず赤ちゃん用の物で塗りすぎないようにしましょう。私は冬に入り、手足がカサカサになってからサラッとしたジェルタイプの保湿を用意しました。乾燥してからの対応でもすぐにカサカサはなくなりました。

体温計は、大人と同じもので大丈夫なので特に赤ちゃん用に購入する必要はありません。

絶対に必要な物ではないですが、温湿度計は準備しておいて良かったアイテムです。大人との体感温度も違う、暑い寒いとも言えないので目で見えると安心出来ました。

【ベビーベッドなどの寝具類】

産まれたばかりから動き始めるまでの赤ちゃんは、主に布団で過ごすのでかなり重要とも言える寝具類。
我が家は寝室は同じで親と別で寝る派です。布団は余っていますが、赤ちゃん用の布団を用意しました。ベビーベッドは用意せず無くても問題ないですが、ペットを室内で飼っているご家庭や上にお子さんがいる場合は用意する方も多いですね。

お布団に関してですが、危険を回避するという意味ではベビー布団を用意されるのが一番いいと思います。大人と一緒の布団の場合はベビー布団に比べ柔らかいので、自分で動けない赤ちゃんが、ふとした拍子に顔が埋もれないよう細心の注意が必要です。

ベビー布団をセットで購入される方は、掛布団・枕も付いている場合が多いですが、セット購入されない方もいると思うのでご紹介します。
掛布団は大人用だと重たいので、極端に寒い寝室でなければ暖かいブランケットなどで代用可能です。寝ている時に顔にかかってしまわないように気をつけましょう。
枕に関しては、私は使用しませんでした。頭の形、向き癖を気にされ使用している方もいると思いますが、枕をしない方が良いという意見もあるようです。特に気にしない場合は吐き戻し用にタオルを敷いておくとシーツごと洗う手間が省けて楽でした。タオルはふかふかにせず、広げた状態の方が安心です。

敷布団の上に敷く防水シートは用意した方が良いです。おむつ漏れや吐き戻しで汚れた場合にもシートだけ洗濯すれば済みます。敷き布団と同サイズでずれ防止のゴムが付いているタイプが便利です。洗い替え含め2枚あれば十分です。

いかがでしょうか?ほんの一部の紹介となってしまいましたが、私が準備する際迷った物を取り上げました。
赤ちゃんが快適に過ごせるような準備が出来ると嬉しいです。

こんな記事も読まれています