逆子や巨大児、母体の事情など理由は色々あれど、予定帝王切開が決まったのであれば、分娩出産と違って出産日が決定し、着々とその日が迫ってきますよね。予期していなかった、帝王切開出産に不安を感じている方も多いと思います。そこで、ここでは、予定帝王切開出産に関する、知っておくべき5つの事をご紹介したいと思います。
1.術中意識はある
妊娠中に、色々とバースプランを考えていた方も多いのではないでしょうか?
分娩室に音楽をかける、生まれた我が子を抱く、夫にへその緒をカットしてもらう、な等々。
通常分娩ではなく、予定帝王切開になったからといって、諦めることはないんですよ。
予定帝王切開の場合は、通常全身麻酔ではなく、腰椎への部分麻酔の処置がなされます。
そのため、あなたの意識ははっきりとしているんです。
病院によっては、できる内容に制限があるかもしれませんが、一度担当のお医者さんや助産師さんに相談してみると良いですね。
お気に入りの音楽の中、happyな気持ちで赤ちゃんと初対面ができると良いですね。
2.夫の立ち合い出産も可能!?
「手術」と聞くと、一般人は手術室への入室は不可のイメージがありますが、病院にもよりますが、帝王切開手術の場合でも、夫の立ち合い出産が可能なようですね。
帝王切開手術は、一般的なものになってきていて安全性は高いとは言われていますが、特に初めて経験する女性にとっては、不安で怖いですよね。
そんな時、愛するパートナーがそばに付き添ってくれるのは、とても心強いと思いますよ。
また、愛すべき我が子がこの世に誕生する瞬間を一緒に立ち合うことができるので、パパとなる自覚も芽生えるかもしれませんね。
3.術後は安静に!
先述のとおり、予定帝王切開手術では、通常手術の前に腰椎への部分麻酔の処置がなされます。
人によっては、術後にその麻酔薬による副作用がでる方がいます。また、症状の程度も人によって違うようです。
理由は、麻酔を打った腰椎の針穴から髄液が漏れることによるもののようです。
このような症状を引き起こさない為の予防策、また起こってしまったとしても症状を悪化させないための対策は、以下の2つと言われています。
・あまり起き上がったり、頭を動かさない
・とにかく水分をたくさん取る
術後、十月十日あなたのお腹の中で一緒に過ごしてきた、愛しい我が子が誕生した喜びで、赤ちゃんの顔を見たり、パートナーや親族とその喜びを分かち合いたい気持ちはわかりますが、しばらくは安静が必要なことをお忘れなく。
4.普通に笑えるようになるまでには、長い期間が必要
帝王切開手術とは、お腹を切っている訳です。
そのため、術後麻酔が切れると切開部分の痛みとの闘いが始まります。
でも、一般的な手術と違って、新しい命が誕生した出産を伴う手術の為、周囲はお祭りムードですよね。
ついつい周囲につられて笑ってしまえば、激痛に悶絶する事になります。
また、しばらくの間はくしゃみや咳だけさえも切開部分に響いて激痛が走りますので、我が子が誕生した嬉しい気持ちをなるべく抑えて、平静を保つようにしましょう。
5.出産の結果黒字になる場合も!?
先にも述べたように、帝王切開は立派な手術の1つです。
そのため、民間の生保会社で妊娠前に医療保険に入っている方であれば、自然分娩と違って入院費用や手術について給付金が支給されるんですよ。
加入している保険のプランにもよりますが、帝王切開による出産になり、結果的に黒字になった方もいるようです。
もし、医療保険に入っているのであれば、事前に確認をしておいてもよさそうですね。
術後に手術を頑張った自分へのご褒美や誕生した赤ちゃんへのプレゼントを購入できるかも!?