結婚すると、大切になってくるのが家計の管理。そして貯金をしていてもなかなか増えていかないのが辛い点……。
ボーナス時期の定期預金に預けていても年間で少額しか利子がつかなくて残念に思ったりしている人もきっといることでしょう。そんな時には、株投資をはじめてみるのはどうでしょうか。
そして、狙うべきなのは「株主優待でQUOカードがもらえる銘柄」です。
大手メガバンクに預けるとどのくらい?
大手メガバンク、円預金金利、普通預金だと年0.001%です。そして、スーパー普通預金も年0.001%。これは100万円預けておいて10円の計算。そして、この10円から税金として差引されるので金額としては7~8円?10円はそのままもらえないんです。
では、スーパー定期はどうなのかというと、300万円未満、300万円以上、どちらも年0.010%。先ほどよりかは金利が上がりましたが100万円を1年預けておいて、100円になる計算。こちらも、ここから税金がひかれてしまいます。
そして、それをカバーするために個人年金や株、投資信託へ「投資」することも一つの考えとして選ぶ人が増えてきました。
株式投資を始めてみよう!QUOカードがもらえる「優待株」
株を購入する人が増えています。テレビ番組、「月曜から夜ふかし」でも紹介された桐谷さんこと将棋義士の桐谷広人さんが、株の優待で生活している様子を見て「私もやってみたい」と思う人がひそかに(?)急増中なのだとか。
株には値上がり、値下がりリスクがあるので、余裕資金ではじめるのがコツですが、株主優待の株は、買って保有をしつづけることで、1年に1回、あるいは1年に2回でも配当金や優待商品が届くので、かなり”おいしい”と言ってよく、資産として選ぶ人も増え続けています。
QUOカード優待のメリット
普通、株を購入すると、配当金がもらえます。
これは配当金というくらいなので「お金」です。多くの企業は3月末、9月末に約定といって株主の権利の日を定めています。違う月、日に設定している企業もあります。
配当金はお金なのですが、表示されている金額ではなくて、国税などの税金がひかれます。これは、銀行でお金を預けていて満期日になった時に満額もらえず税金がひかれることからもなんとなく理解はできますよね。そして、国税、復興税で約80%の額になります。
詳しく話をすると、平成26年1月1日から、一律20.315%がひかれていて、これは、所得税、復興特別所得税を合わせた15.315%、住民税の5%の2つ。つまりは79.685%しかもらえない計算です。
ただ、QUOカード優待は、約定したら、そのままの額の金額が入金されたカードがもらえます。約80%の金額にはならずに満額です。これがちょっとしたカラクリです。
比較してみると、同じ10万円の株
A.配当金が1年間で1万円もらえる企業
B.QUOカードが1年間で1万円もらえる企業
どちらも同じような気がしますが、配当金のAは8000円ほどがもらえます。そして、BのQUOカードは1万円のクオカードがもらえます。わずか2000円?でも、その額ってかなり重要じゃないですか?
QUOカードが使える店舗は?
QUOカードが使える店舗は、かなりたくさんあります。そしてクオカードで買えるなら好きな商品を自由に選ぶことができます。
ドラッグストアやコンビニエンスストアをはじめとして、書店でも使うことができます。
コンビニエンスストアは多くの店舗で使えます。
・セブンイレブン
・ローソン
・ファミリーマート
といった大手コンビニエンスチェーン店で使えるほか、
ドラッグストアでは
・マツモトキヨシ
・ファミリードラッグ
・ミドリ薬品
でも使えます。
そしてクオカードのいい点は、使えるお店が多いこと。ファミレスのガストやジョナサン、バーミヤンで使えたり、CDを買いたい時は、HMVでも使えます。そして、ジュンク堂や丸善、文教堂、紀伊国屋書店、三省堂書店といった書店でも使えます。
おでかけ先でコンビニエンスストアでペットボトル飲料を買うにしても、外食でガストを使うにしても、雑誌や絵本を買うにしても使えます。用途も広いです。
こんなお得ワザも使えた!
コンビニエンスストアでは、お得ワザを使って利用することもできます。
例えば「ローソン」で。ローソンは、大手コンビニエンスストアなのですが、先述したようにクオカードが使えます。そして、ローソンで使えるポイントカードとして有名なのが「pontaカード」。クオカードとpontaカード、この2つを併用して使うことができます。
Pontaポイントが税抜100円ごとに1ポイント貯まるので、還元率は1.0%。例えばクオカードは株主優待でもらったとして、それを使って普段よく行くコンビニエンスストアのポイントを「貯める」こともできます。自分がよく行くコンビニエンスストアをチェックしてみるのもいいですね。
株主優待の中には、金券・商品券がもらえるところもあるので、クオカードの優待と同じ内容のように思う場合がありますが、要注意なのは、レストランなど外食チェーンの株主優待の中には、「有効期限がついている」ケースが多いのも事実。ポイントをもらったとしても失効してしまうと悲しいものです。
クオカードだと、有効期限なし、満額がもらえるといいことがたくさん。探すと10万円以下でクオカードをもらえる株もあるので、貯金の次のステップとして考えてみるのもいいかもしれませんよ!