絵を描くのが上手な子どもは、考える事をまとめるのに図解して伝える能力に長けている。
工作の得意な子どもは、コミュニケーション能力に長けている、と言われています。
また、見たり聞いたりしたものを絵や工作物で表現する中で、子どもは自分の考えをまとめたり蓄積していき、これが自我につながるとも言われています。
そんな絵や工作物といった創作活動は、是非小さな頃から子どもに経験させてあげたいですよね。
そこで、お子さんの創造力スイッチをONにする、おすすめの方法を5つご紹介します。
1.やる気のない時は、無理強いはしない
子どもに「やってみる?」と聞いてみて、子どもが興味を示さなければ「やりなさい!」と無理強いをしてはいけません。
「じゃあ、ママが先にやってみようかな」と、ママが率先してやってみましょう。
大好きなママが楽しそうに取り組んでいる姿を見ていると、きっとお子さんも「僕(私)もやってみようかな・・・」とやる気がでてくると思いますよ!
http://enfant.living.jp/tokusyu/189954/
2.上手く出来ずに投げだす時は、手を差し伸べる
上手に出来ずにくしゃくしゃに丸めてしまったり、グチャグチャに塗りつぶしてしまったり。
お子さんによっては、イライラして癇癪を起してしまう子もいると思います。
そんな時は、「何してるの!」と怒ったり、「この子は絵や工作に興味がない・・・」と諦めてしまわないでください。
「ここが難しかったかな?じゃあ、ママが手伝ってあげるね。」と助け舟を出してあげましょう。
子どもは大好きなママと過ごす時間が大好きです。
そんなママが辛抱強く子どもに付き合ってあげる事で、お子さんの創作活動が好きになってくれそうですね。
3.最後まで集中力が続くかない時は、ママと子どもで分担する
まだ長い同じ作業に集中できないお子さんであれば、ママと子どもで分担して作成することがおすすめです。
まずは、最後まで出来た!という達成感を味あわせてあげたいものですね。
作成の過程で、小さな事でもここまで出来たね!など二人で達成感を共有できれば、お子さんも嬉しくて最後まで続ける事ができますよ。
4.作成過程で口を挟まない
まだペンやハサミ、糊などを使い慣れていない小さなお子さんだと、ママは横で見ていると色々と口を出してしまいたくなりますよね。
しかし、ここはぐっと我慢しましょう!
あまり色々とママが口を挟みすぎると、「もう、うるさい!」とお子さんもやる気を失くしてしまいます。
ママは子どもが求めてきた時のサポートに徹して、子どもがどうして良いかわからない時に、一緒に考えたりアドバイスをしてあげましょうね。
5.ママは同じものを作らない
子どもは内側に計り知れない無現の可能性を秘めています。
せっかく自由にお子さんが創造力を表現できる機会なのに、ママが同じものを一緒に作ってしまうと、子どもはそれが正解だと思って、ママの作ったものや描いたものをマネしてしまう可能性がありますよね。
ママはなるべくお手本となるようなものは示さず、お子さんに自由に表現する場を与えてあげてくださいね。