絵本を読み聞かせていると、子どもの瞳からポロリと涙が・・・という経験はありませんか?感情が揺さぶられる絵本というものは、くりかえし読み聞かせることで心が動いていくのです。今回は子どもの心の成長の助けになる「泣ける」絵本を5つ選んでみました。
主人公の頑張る姿にお母さんも涙「ちょっとだけ」
きょうだいが生まれた、主人公のなっちゃん。
お姉ちゃんになるために、いろんな事を「ちょっとだけ」頑張っています。
ママに甘えたいけど、我慢して少しづづすこしずつ。
愛情いっぱいのストーリーは大人も感動の涙が溢れます。
そして読み終わると、ほっこりあたたかな気持ちになれる優しい絵本です。
おばけと少女の感動ストーリー「おばけのケーキ屋さん」
おばけのケーキ屋さんを訪れた女の子。
「おいしいけどパパと同じくらいかな」
この一言で、もっとおいしいケーキをと奮闘するおばけ。毎日ケーキをふるまううちに二人の間に絆ができ、そして…。
二人の関係が明らかになるにつれて、感動が胸に押し寄せます。
もしかして、まさか、本当に?涙なしでは読めません。
弱肉強食を超えた愛情を語る「お前うまそうだな」
一人ぼっちのアンキロザウルスの赤ちゃん。
出会ったティラノサウルスに「お前うまそうだな」と言われます。
「ぼくはウマソウダナって名前」なんだと思った赤ちゃん。ティラノサウルスをお父さんだと慕います。
弱肉強食の世界で、お父さんになろうと奮闘するティラノサウルス。
二人の関係は続くのでしょうか?
立場の違う二人ですが、相手を思いやり、愛情を感じ合う姿に涙涙です。
永遠に愛される泣ける絵本「100万回生きたねこ」
100万回生きて、100万回死んだ猫の話。
何度も親しい人の死に立ち会い、でも、泣かなかった猫。彼がはじめて涙したその時は、本当の愛情を知った時。
愛することを知るということは、なんと尊いのでしょうか。読めば読むほど色んな感情が生まれます。
お子さまに、ぜひ一度は読んであげてほしいです。
親子の絆をあたたかく描く「やさしいライオン」
一人ぼっちのライオンを育てた優しい犬。
二匹の絆は強いものでしたが、人間の都合で離れ離れに…。
小さな犬と大きなライオン。
身体も種類も違うけど、そんなことは関係ない。
心と心のつながりの大切さを説いた絵本です。