3歳くらいになると子どもは少しずつ物を見て形や色を判断することが出来るようになって来ます。
その能力を高めさらに強化していくために、簡単なパズルやはめ絵などのおもちゃを使って、物の形や色を楽しく覚える遊びを取り入れていきましょう。
物の形を分類する能力
同じ形かそうじゃないかを見分けたり、同じ形だけを集めたりする遊びは物の形を分類する技術の基本的な能力を育てていくことにつながります。
はじめは、丸、三角、四角といった基本的な図形を使えば子供も覚えやすいと思います。
さらに物の形だけではなく色の違いについても、認識できるようになるのはこの時期だと言われています。
家の中にあるもので形を覚えさせる
お部屋の中でどこに丸の形があるのか、三角・四角があるか、また赤・青・黄色をしているものを集めてみるとか、ママと遊びながら覚えていくと楽しみながら覚えてくれると思います。
例えば丸なら、お皿、かけ時計、ボールなど。
三角なら、おにぎり、テナント、トライアングルなど。
四角なら、色紙、絵本、カレンダーなど。
色でいえば赤は、りんご、イチゴなど。
青なら、晴れた日の空の色、色鉛筆の青など。
黄色なら、レモン、バナナなどがありますね。
図形シールを使ってみよう
物の形を理解させるには、図形シールを使うと比較的簡単に覚えさせることができると思います。例えば大きさの違う丸、三角、四角を書いた台紙を用意して、パパやママが「同じ形はどれかな?」など声をかけて一緒にさがしてみましょう。
そして子どもに図形のシールを台紙の中にある同じ形の図形の上に貼るように導いていけると良いと思います。
あくまでも、最初は遊び感覚で行うのが大事なので、たとえ失敗しても出来なくても決して怒らないで、長い目で見て行きましょう。
慣れて来たら次のステップへ進もう
慣れて来たら物の形の違いを認識する能力を養っていくために、丸や三角四角などの図形だけではなくて、大小、長短などを覚えさせるトレーニングに進んでいくといいと思います。例えば大小違う大きさのお皿などを用意して、どっちが大きいかな?と質問したり、語りかけたりしながら子どもに選ばせてみましょう。
答えを強要したり、お勉強のように厳しくしてしまうと、子どもは積極的にやろうとはしなくなります。
また、楽しんで覚えることで脳により良い刺激を与えると言われているので、パパやママが参加して楽しく行うことが何よりも大切です。
おすすめ・図形パズル
丸、三角、四角だけではなくて様々な形を覚えられる図形パズルです。
立体的なものでは、まだ難しいお子さんにも平面なら、安心して取り組めると思います。
また、色を覚えると言う点でも優れたパズルだと思います。
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