新しい家。結婚や転居で、新築なり賃貸なり、戸建てやマンションに引っ越す機会があると思います。意外と入居後まもなく新聞の購読の勧誘が来たり、電話帳に載せていないのに手紙が届いたり ・・・ 不気味ですし不安ですね。とりわけ小さなお子さんがいると心配も多いですが、いますぐ、防犯に効果があるポイントを取り上げました。見通しを良くするとか、サーチライトをつけるなどではなく、ホームセンターのDIYでできること。一度夫婦で家族で考えてみてくださいね。
玉砂利を敷く
古くからの定番ですが、玉砂利。
歩くと、ジャリジャリ、ギシギシ音が鳴りますから、侵入者もそう簡単に入ることができません。
ホームセンターには大小売られていますが、白い玉砂利で、大きなものがいい音がしますよ。
もちろん、アパートやハイツ・マンションのベランダに敷くのも良いですね。
窓から侵入を防ぐことができます。
カーテンを閉めっぱなしにしない
プライバシーを守ったり、防犯の心理的効果があるからと、昼までのカーテンを閉じたまま、とくにレースのカーテンは閉めて出かけることが多い。
でも、空き巣犯人は、1軒の犯行時間は10分といわれています。
それも外を気にしながら・
となると、外から丸見えの状態よりカーテンを閉めている方が犯行現場になりやすいということ。
夏場の西日対策などは、雨戸を取り付けるのが良いですし、ロールスクリーンを使うのも侵入を防ぐことができますよ。
玄関のカギは2つ ~ ダミーでもよいので取り付ける
賃貸マンションでも、最近は入居ごとにカギを取りかえる、またカギの取り換え費用を退去時に請求されることが一般的ですが、それでも安心できないなら、ホームセンターでサムターンをセットで買ってきて、自分で取り換えることができます。
マイナスドライバーが主流ですが、ドアの中と、側面からはずせば、ノブごと取り換えることができます。
2つの錠前を取り付けることは前提ですが、ダミーでもよいので、2個カギをつけていると見せかけるだけでも防犯効果は高まります。
ホームセンターのサービスカウンターで尋ねてみるとたくさんのアイデアが出てきますよ。
放火対策 ~ 燃えやすいものの対策
空き巣対策だけでなく、放火も怖い犯罪の一つ。
火災保険に入っておくのは前提として、燃えやすいものの処理を日常的にしておきたいですね。
新聞の購読世帯が激減しているので、以前のように古新聞に・・・ というケースは減りましたが、
通販の段ボールをつぶしたままゴミの日までそのままという家庭も多いと思います。
燃えやすいものは、意外と身近になる。
お子さんにも注意をしながら、自分で守る気持ちをはぐくみたいですね。
大きな耐火金庫をわざと目につくところに
人が通ると光る、センサーライトや、警備会社のステッカー、そして防犯カメラなど、防犯グッズはたくさんありますが、侵入される家は共通していると言われています。
部屋が汚い。そうじが行きとどいていない。
きれいな部屋だから、侵入をためらうというわけではありませんが、汚い部屋だと、土足で入り、部屋中をかきまわしやすい心理が働くのだそうです。
もし、泥棒に入られても、すぐに現金・貴重品が見つからない場所 … ありません。
犯人はすぐに見つけます。
逆に、耐火金庫など、1人では動かせないものを、わざわざ見せておくことも。
家族で考えてくださいね。