子供がいる家庭の引っ越しは大変!
仕事の関係での転勤や、実家の近くに住む&子育てをしやすい環境を求めるために引っ越しを予定している人もいらっしゃるのでは?
単身でも大変なのに、小さい子供がいたらどうなっちゃうの?と引っ越しに不安に思う事もあるかもしれませんが、事前に準備をしておけば案外大丈夫。
既に4回転勤で引っ越しをした筆者の経験から、引っ越しを乗り越えるコツをご紹介します。
物件情報を早めに入手する
引っ越し先の物件の情報はなるべく早めに手に入れておきましょう。
特に台所とリビング、寝室の広さや収納・カーテンのサイズは重要。
今住んでいる家と同じように配置できるとは限りません。
もしかしたら新居では冷蔵庫と食器棚が並べて配置出来ないかもしれませんし、押し入れ用の衣装ケースもサイズが合わなくてはみ出してしまう、ベッドや布団が入りきらないなどの不具合が出る事もありえます。
事前に間取り・新居の部屋のサイズなどがわかっていれば、それに合わせて新たな家具などを準備出来ますし、新居に荷物を運び入れる時にとても作業がスムーズに進みますよ。
配置シミュレーションが済んでいる方は、当日業者さんに渡す&玄関に貼っておくとかなり便利です!
普段あまり使わないものは梱包・処分
家の中に、あまり使わないものとか要らない物はありませんか?
まだ引っ越しは先だし、決まったら片付ければいいや~と思っているうちに引っ越し期日が近づいてきてしまった、という事もよくあります。
特に転勤族の場合、異動命令が1ヶ月前に出るなど急に準備をしなければいけない可能性もあります。
また、引っ越し準備の時期に子供がインフルエンザやおたふく風邪にかかってしまう可能性も。
普段のちょっとした空き時間を使って、少しずつ不要なものを片付けてしまいましょう。
リサイクルショップやフリマ、ママ友に譲るなど方法は沢山ありますよ。
シーズンオフのもの・しばらく読まない本や雑貨なども先に梱包を!
また、引っ越して数日はまだ荷物が片付かなくて不便なことも。
すぐに使えるように、2,3日分の着替えだけスーツケースや衣装ケースに分けておくと楽ですよ。
新居周辺の小児科情報を調べておく
親は気付きにくいですが、子供にとって引っ越しはストレスが溜まる出来事です。
引っ越し準備が始まる頃から、親の慌ただしさを感じ取り、そして違う場所に連れていかれる……
新居に慣れずに夜泣きをしたり、体調を崩すケースも多くあります。
また、引っ越し先の気候が違いすぎると熱を出す子もいます。
また、片付いていない新居で思わぬケガをする可能性も。
引っ越し前に新居周辺の小児科情報を調べておけば、何かあった時に慌てずすぐ行く事が出来ますよ。
子連れでの窓口手続きをなるべく避ける
引っ越すと役所などに手続きに行かなければなりません。
平日は夫が仕事のため、自分が子供を連れて行かなければならない方も多いはず。
ですが小さい子を連れての手続き業務はとっても大変です。
書類を書く間に子供があちこちウロウロ、長い待ち時間のうちにぐずったりして他の方に迷惑をかけてしまわないか気が気でないですよね。
なるべくなら平日に夫に休みを取ってもらい、一緒に手続きに行くか、どちらかが家で子供と留守番しているようにしましょう。
なお、役所で書類手続き後、住民票を2,3枚貰っておきましょう。
運転免許証の住所変更や、夫の職場での手続きに必要になります。
保育園や幼稚園に入れる予定のある方は、役所の手続きの際に「子育て支援課」などの窓口に行って相談を忘れずに。
長距離移動はゆとりを持って
遠くへの引っ越しは移動も大変ですよね。
夫婦二人なら深夜の運転や車中泊を使っての移動も出来ますが、子供がいる場合はなるべくそれは避けたいもの。
長時間チャイルドシートに座らせたままも体によくありません。
引っ越し業者によって荷物搬出の時間が夕方以降になるようであれば、新居への荷物搬入を1日ずらし、間に宿泊・移動日を設けてゆとりを持って移動する事をおすすめします。
車であれば1,2時間おきにサービスエリアで休憩を。
新幹線でも長時間になる場合は、多目的室やデッキを利用して気晴らしをさせてあげて下さいね。