赤ちゃんのオムツかぶれ防止のコツ4選

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オムツかぶれは、赤ちゃんのお肌トラブルで、アトピー性皮膚炎と並んで悩みです。痛々しい、真っ赤になった赤ちゃんのお尻を見るたびに、涙が出そうになる、ママとパパ。こまめにオムツを交換して、よく乾かして、下痢の後は洗って … など、たくさんの「良いこと」が書かれていますが、わが家の2人の娘の紙おむつ体験で、感じたことをまとめてみました。

赤ちゃんの肌は、とっても薄くて、皮下組織も十分に発達していないので、すぐに炎症を起こします。刺激を和らげる方法はたくさんありますので、いろいろ試してみてくださいね。

お尻ふきをやめてみる

便利なおしりふき。使い捨てですし、濡れティッシュのように本当にきれいに、赤ちゃんのお尻をケアできます(?)・・・・
しかし、薄めですが、アルコール、もしくは防腐剤が入っています。除菌の役割、もしくは腐らないようにです。
長女のとき。おしっこのときも、「おしっこの塩分」が、オムツかぶれだと信じていた私は、おしっこだけのときも、おしりふきを使っていましたが、主人に「やめたら」と言われ、普通のティッシュを濡らして、おしりふきをやめたら、赤みがだいぶマシになったことがありました。
下痢のウンチだったら、何枚も使って… としているママも多いですし、便利ですが、たまには、水だけで拭いてみる、それもやさしく拭いてみてください。

オムツサイズ

オムツがきつくないですか。
体重を目安に、新生児用から7キロ、11キロなどと、適切な大きさを選ぶように、各メーカーは呼びかけていますが、オムツかぶれと、足の付け根の炎症は関連があるようです。
万が一のとき、もれてこないように、ギャザリング部分をしっかり留めるのですが、これが赤ちゃんの負担になっていることも。
あとは、おしっこの量が増えて、おしっこも濃縮される腎臓の機能も発達してきて、小さなサイズのオムツでは、いつもベタベタ、グチョグチョの状態になってしまいます。
オムツかぶれ防止のために、ワンサイズ大きなオムツにしてあげてください。

食べ物に原因も

離乳食が始まりますと、どうしても添加物や、食物中のアレルギー物質を摂取することになります。
赤ちゃんの消化器官はまだまだ発達途中なので、そのままおしっこやウンチに物質が流れ出て、肌への刺激に直結します。
しかも赤ちゃんのウンチは柔らかく、ときには下痢気味。
長時間肌に触れないようにするのはもちろんですが、食べ物も疑ってみてくださいね。
もしかしたら、まだ体が受け付けないお肉や、お野菜が含まれているのかもしれません。

オムツをかえてみる

紙おむつは、箱でまとめ買い。わが家もそうでした。
もちろんより安いときを狙って、2箱3箱と買いましたが、実家に連れ帰ったときに、紙おむつがなくなり、実家の近くのドラッグストアで買ったら、あらフシギ。
赤みがすぐになくなりました。
最初は、紙おむつに、肌疾患の薬でも配合されているのかなと思っていましたが、通気性だったんですね。
それだけオムツの中は蒸れていて、おしっこが、お知りについたままになるか、メッシュで高分子ポリマーの吸収剤に触れずに済むのか、この違いも大きいようです。
いちど、別のメーカーの紙おむつも、「浮気」して使ってみるのも、ものは試しです。

皮膚科・小児科のポイント

もちろん、濡れたままだと肌荒れの原因になるのはもちろんですし、下痢のウンチは結構刺激が強いので、お風呂でちゃぷちゃぷ洗って上げるのもベターです。
でも、乾くまでオムツをしないわけにいきませんし、いつもいつもお風呂に連れてもいけません。
オムツが取れれば、自然と直るオムツかぶれに湿疹。
ぜひ長い目で見つつ、どうしても、赤ちゃんが痛がったり、真っ赤になって血がにじむようになったら、迷わず小児科もしくは皮膚科と相談してくださいね。
夜痛くて眠れない赤ちゃんは、昼間も機嫌が悪かったり、離乳食が進まなかったりして、発達にも悪い。軟膏などの塗り薬を処方してくれますよ。

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