小さな頃は、なにも分からず見ていた「ドラえもん」ですが、今になって子供とDVDとかを見ると、今更ながら感動する言葉がたくさんあります。
辛いとき、悔しいとき、疲れたとき、支えになってくれそうな、「ドラえもん」の言葉を抜粋して書いてみたいと思います。
のび太の言葉より①
「名前の意味?もちろんあるよ。」
「すこやかに大きくどこまでも伸びて欲しいという願いを込めた名前だよ。」
この言葉を聞いて、自分の名前の由来を尋ねた子どもも多かったのではないでしょうか?
親が、子どもの幸せを願い、最初に贈った、たった一つの名前と言うプレゼント。
もし、聞かれたらご両親から、その名前の由来を話してあげたいですね。
そして、私たちも含め、誰もが親が心を込めてつけてくれた名前を大切にしていけたらいいと思います。
のび太の言葉より②
「どこへ行くつもり?」
「わからないけど、きっとどこかできれいな花を咲かせるよ。」
これは「タンポポ空をいく」から抜粋しました。
ファンタグラスという道具を使ってのび太は、タンポポと話が出来るようになり、自分の庭に持って帰り世話をします。
やがて、タンポポの綿毛は成長して、次から次に空に羽ばたいていきます。その中で一つだけ飛んでいけない綿毛がありました。
お母さんに促され飛び立つ覚悟を決めた綿毛に、のび太がかけた言葉です。
けれど、道具は(タンポポの声)のび太自身の心の声だったことが分かります。
のび太が、自分の力だけで歩まなければと考えていた証拠なのだと分かり、けなげな心に感動しました。
ドラえもんの言葉①
「きみは勘違いしているんだ。道を選ぶってことは歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ。」
ドラえもんがのび太を思う気持ちが強く表現されている言葉ですよね。
私も、時々道を決める時に、楽な方を選ぼうとしてしまいがちになるけれど、そういう場合は大抵後から苦労してしまいます。
時には、自分に厳しくすることも大事なんだと思います。
ドラえもんの言葉②
「人生なんてこの縄のように、いいこと悪いことが絡み合っているんだ。気を落とさず待っていればそのうちいいこともあるさ。」
深い言葉ですね。
子どもだと何気なく、聞き流してしまうかもしれないけれど、いつか大きくなった時にふと、思い出すことがあるかもしれない。
そんな風に、言葉と言うのは不思議な力を持っているのだと思います。
ドラえもんの言葉③
「そうとも限らない。未来なんてちょっとしたはずみで、どんどん変わるから。」
のび太を叱咤激励するドラえもんの言葉には、いつも愛があります。
だから、私たちの心にも響くのでしょう。
人生は、いい事を拾うか、悪いことを拾うかでも、大きく変わって来ると思います。
どんな自分でも、たった一人の自分を大事にして、物事をなるべくポジティブに捉えて歩いていけたらいいですね。