子どもと一緒に星座をさがすコツと楽しみ方

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星を見るのが好きな人には、色々なタイプがあると思います。

星と天体望遠鏡に凝っている人や、夜空にロマンを求めている人、又は普段は星を見ないけれど悲しいことがあった時や仕事帰りなどに、夜空を見上げ、瞬く星座を見て「きれい」と、しばし、足を止めて見入る人。様々だと思います。

はじめは気楽に夜空を見上げてみよう

まず、最初はお子さんと一緒に夜空をゆっくり見る機会を作ってみましょう。
すぐに、星座を見つけようとする必要はないと思います。
よく晴れた日、夜空を見上げると、明るい星、少しくらい星、かすかに見える星、また色がついている星があることに気づくでしょう。
一番明るく見える星はどれでしょう?その星の近くにはどんな星がありますか?
じっと見ていると、それらの星を結んで形が出来そうです。
三角形、四角形どんな形でもいいので、親子で見つけて楽しむことから、始めてみませんか?

星の輝き

最近は、都会には星は見えなくなってしまったと言われています。
しかし、雨が止んだ後の晴れた日の夜など、思いがけないほど澄んだ空に、煌めく星を見つけることが出来ると思います。
特に、寒い冬の夜は、綺麗な星に巡り合えるでしょう。
また、旅先での星との出会いも感動的だと思います。
いつも、どこでも誰の頭上にも星は輝いています。
普段はそれを、忘れてしまっているだけです。

流れ星

勿論、流れ星は本物の星が流れてしまうわけではありません。
宇宙空間にある小さな塵が、地球に落ちて来て、空気との摩擦で熱くなり、燃えて光って見えるのです。
流れ星の正体は、多くは直径数ミリメートル以下のごく小さなものです。
流星は、空が暗い場所ならば、一時間に数個くらいの割合で見られると言われています。
お子さんと一緒に探してみるのも楽しそうですね。

星をめぐる楽しみ

嬉しいとき、悲しいとき、その時の感情によって、星は違って見えます。
悲しいことがあった時は、星空に慰められるかもしれません。
その星座を見るたびに、その時の想い出が蘇るかもしれません。
親子で見つけた星座は、お子さんが成長してもきっと心に刻まれて、色んな場面で支えになってくれるはずです。
このように、星座をめぐる楽しみは、数えればきりがありません。

星座を探すコツ

星座を探すコツは、季節ごとに一つの星座や星の並びを覚えることから始めてみるといいと思います。
春なら北斗七星、冬ならオリオン座というように。
一つ星座を見つけられれば、そこから他の星座も見つけられるようになります。
古代の人が考えた星座には、それぞれの星の名前、神話とか伝説などのエピソードもあります。
それらを思い浮かべながら、星を探し当てられた時の喜びはひとしおです。

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