お子さんが2歳3歳になると、ファミリーレストラン・ファミレスや回転寿司での外食が楽しくなります。サイゼリアやジョイフルなど、安価でボリュームもあり、お子さんメニューも豊富で、パパママも十分楽しめるファミレスのお店も増えてきています。お子さんにとっても楽しいひと時になりますが、ぜひ外食でのマナーも身につける機会にしたいものです。ちょっとの注意や配慮で、より楽しいディナーになることも、大切なことですね。
ドリンクバー・サラダバーは子供だけで行かせない
ファミレスでは必須のアイテムになったドリンクバー。子供たちが大好きなジュース類が飲み放題ですね。
ときどき、お子さんだけでドリンクバーのサーバーにコップでジュースを入れている光景を見かけます。
もちろんパパママがついていれば安心ですが、届かずにこぼしたり、袖についたり・・・
背伸びして一所懸命入れようとする姿はほほえましいのですが、待ち人がいるときでも、子供が入れるまで待たせて平気というパパママには、少し配慮をしてほしいですね。
もちろん、飲める量、バイキングでは食べられる量だけにするなどのマナーは最低限のこと。
サラダバーやバイキング方式のレストランでも同様。ほかのお客さんへの配慮ができるお子さんに育つ一歩になるファミレスですね。
小皿に取り分けるルールで
ランチプレートやキッズプレートが充実してきているファミレス。見るだけで楽しい盛り付け、もちろんおまけやデザートもついていて、ワンプレートで楽しめるメニューはうれしいですね。
お子さんが、ランチプレートやキッズプレートを欲しがったら、注文しますが、そのまま、お子さんの前に置くのはやめましょう。
3歳過ぎれば、上手にフォークとスプーンで食べることができますが、1歳2歳のうちは、かき混ぜながら食べるのが普通。そんなときに、小さな小皿にとりわけながら、見た目にもきれいに食べると、周囲のお客さんも不快にならずに済みますね。
ファミレスだけでなく、和食でも通じる裏技。お店のスタッフに多めにお皿を持ってきていただくだけです。
静かに、ゆっくりと料理を待つ
おなかがすいていると、なかなか静かに待てない子供たち。
「静かにしなさい」と何度も大声で注意するのはみっともないですね。
コツは、注文が終わっても、メニューを置いてもらうこと。このメニューを見ながら待つんですね。
多くのファミレスでは、スタッフが気を利かせて、“邪魔だから”とメニューを引き上げていってしまいがちですが、「まだ注文が増えるかもしれないので」と一声かければ、メニューを置いていってくれます。
次はこのメニューにしよう、これおいしそうだね、などと話が盛り上がればGOOD。
サイゼリアでは、間違い探しが用意されていて、静かに待つ工夫がしてあります。娘たちも真剣な眼差しで時間を忘れて取り組んでいると、ピザが運ばれてくることが多いですね。
食事前にトイレに行く
さて、食事が運ばれてきて、食べようとすると「おしっこ」・・・。
せっかくのアツアツのメニューが台無しですし、何よりも混んでいる時間帯なら、その分時間がかかってしまいます。それにママパパのストレスにもなりますから、せっかくの楽しい外食に水を差しかねません。
お店のスタッフに注文したらすぐ、トイレに立つこと。トイレが混んでいることもありますし、ルールを決めるのもひとつです。
ゆっくりと食事もできますし、ママパパも途中でトイレの心配をしなくて済みます。
とくにファミレスは、出入りしにくいイスの構造になっていますし、チャイルドチェアに座らせる年齢なら、なおさら出入りや、立ち座りが苦痛です。
レストランや定食店でも、先にトイレに入っておくとスムーズです。
残さずに食べる。水やジュースを飲みすぎない
お子さんは、ジュースやお水が大好き。ですが、飲みすぎると、おなかがいっぱいになりしっかりとご飯が食べられません。
とくにファミレスにはドリンクバーが多く、子供は3歳まで無料だったりしますから、お子さんは普段飲めないジュースをたくさん欲しがります。
そこは、考え方を転換させて、無料だから無理せず、ちょっとおまけ程度に、いただく位のペースに。メインは食事、そして楽しい盛り付けとリフレッシュです。
ドリンクバーに振り回されず、しっかりと出されたものをキレイに完食するのが大切ですね。