自分で食べたい時期ですが、まだ上手に食べられず、遊び食べ・むら食いも多い時期です。自分で食べたがる気持ちを大切にして、手づかみもさせてあげましょう。食事のポイントを紹介します。
①生活リズムを整える
起きる時間や寝る時間、食事やおやつの時間を決めてリズムのある生活を子心がけましょう。十分遊んで「空腹」で食卓に向かうようにお手伝いしてあげましょう。
②薄味の習慣
幼児期は味覚が完成する時期です。味付けは大人よりも薄味を心がけましょう。
大人用と子供用を作るのが大変なら、大人が子どもの味覚に合わせるのも一つの方法ですよね。何か一つ、大人用だけに濃い味のものを作るというのも良いですよね。
薄味でも、だしがきちんと取れていると素材の味が利いた美味しい食事になりますよ。
③かむことを覚える時期
食べたものをかむことや、飲み込むことがだんだん上手になる頃です。
この時期にやわらかいものばかりに偏ると、かみつぶしたり飲み込むことが上手に出来なくなる場合があります。
また、あまり小さくしすぎると、丸呑みするので気をつけましょう。
④一緒に食べる
大好きな家族と一緒に食べる食事は、おいしさや楽しさがもっと広がりますね。毎食は無理でも「一緒に食べる」時間を大切に、家族そろって楽しく食卓を囲みましょう。
気をつけること
好き嫌い・少食・むら食い・遊び食べの時期です。
好き嫌いはだれにでもあります。また食欲や体調や気分によって波があり、食べる量は一人一人違います。
気をつける事は
・決まった時間に食事をしていますか?
・しっかり遊んでお腹はすいていますか?
・おやつやジュースなどの量・回数は多くないですか?
・食べることの大切さを教えるのは大事ですが、無理強いはしていませんか?
・食事の時、テレビがついていたり、おもちゃが出ているなど、気が散る環境になっていませんか?
もし、以上の事柄が当てはまりそうなら見直してみてくださいね。