大人でも新しい職場に慣れるまでは、緊張してドキドキします。
いくら順応性に優れた子供と言っても、それは例外ではありません。子どもが保育園(幼稚園)に慣れるまでの期間には個人差があり、入園する年齢によっても違うと思います。
パパやママと離れるときに泣く場合
これは私にも経験があります。もう、泣いている我が子を置いていくのは忍びなくて、後ろ髪を引かれる思いでした。
最初の頃はあまりにも、激しく泣くので、少しの間教室にいて隙を見てそっと抜け出していくような体制を取っていました。
保育士さんが今だよ、というように合図を送ってくれたりもしました。
今思うと、笑い話ですが、やっぱり親子で乗り越えなくてはいけない第一関門だったんだなと懐かしく思い出します。
子どもを信じてみよう
親は子どもを常に気にかけていると思うので、慣れない保育園(幼稚園)生活の中、馴染めないのではないかとか、人見知りが激しいので、大勢の中に入ってやっていくのは難しいかもしれないとか、つい余計な心配までしてしまいます。
けれど、子どもは親が思うよりもずっと、逞しいものです。
最初は、グズグズ言っていても次第に慣れて行き、新しい環境の中で、楽しいこと悲しいことを経験しながら、生きていく力を身に着けていきます。
保育園(保育士さん)を信頼しよう
まずは担任の保育士さんとの信頼関係を築いていきましょう。
朝か夕方のお迎えの時に話が出来れば一番いいですが、すれ違いも多いと思うので、そういう場合は連絡帳を上手に利用するのがいいと思います。
子どもの様子や、自分が感じていることや不安に思う事を率直に伝えていいと思います。
子どもが園に慣れてくれて、園の生活が楽しくなってくれたらいいなと思っているのは保育士さんも同じなはずです。
何と言っても相手はプロです。色んな子どもを見て来ているはずなので、安心してお任せしてみましょう。
ママが不安な顔をすれば子供はもっと不安になる
親が不安な気持ちでいると子供も不安になります。
こんなに泣いてる子を保育園に預けて、自分は働く必要があるのかとか色んな不安が頭の中を横切ることもあると思います。
子どもはそんな、ママの気持ちを敏感に察しているのです。
辛くても「〇〇、ママは仕事に行ってくるね」と笑顔で手を振りましょう。
颯爽と仕事に向かうママの後ろ姿に、子どもも僕も(私も)しっかりしなくちゃと思ってくれるはずです。
焦らないでゆっくり見守ろう
保育園(幼稚園)にすぐに慣れてしまう子も、時間がかかる子もいます。
いつかは時間が解決してくれるのは、間違いないと思います。
しかし、どうしても子どもが保育園に馴染まない場合は他に原因があることも考えられるので、気になる時は確かめる勇気も必要だと思います。
それで何でもなかったら、焦らずのんびり構えて、時間が許すときは早めにお迎えに行ったり、ゆっくり登園したりしてみましょう。
そして、お休みの日は、子どもとたっぷり遊んで、親子の絆を育んでいきましょう。