赤ちゃんのお腹にガスを溜めない簡単なコツ

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消化器官がまだ未発達の赤ちゃんは、時々消化不良を起こします。特にまだ寝返りが打てない赤ちゃんは身体が自由に動かせない為、ガスが溜まりやすい傾向があると言われています。

今日は、ガスが溜まってしまう原因と対処法について書いていこうと思います。

赤ちゃんのお腹にガスが溜まってしまう原因

赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、授乳のタイミングが分からなくて、泣かれるたびにおっぱいを与えてしまうママも多いと思います。
しかし、おっぱいの与え過ぎと、睡眠不足は胃腸のトラブルの原因になりやすいと言われています。
また、大人でも同じ姿勢でいることでガスが溜まりやすいと言われていることから、まだ自由に体が動かせない生後1~3か月頃の赤ちゃんに多いトラブルのようです。

ガスを溜めないようにするには

まずは、赤ちゃんがぐっすり眠ることができる環境を作りましょう。
そしてもし、赤ちゃんが泣くたびにおっぱいを与えているようならば、時間を決めて与える習慣をつけることをおすすめします。
常におっぱいを与えていると、乳糖たっぷりのミルクを少しずつ飲み続けることになり、お腹にガスが溜まってしまいます。
まずは、赤ちゃんの胃や腸を休ませてあげる時間を作ってあげて下さい。

げっぷを出させるときの注意点

赤ちゃんにげっぷを出させるとき、特にお腹にガスが溜まっている場合には、赤ちゃんを抱きあげて背中の左側(胃の部分)をてのひらの付け根で下から上へと、さすってあげると良いでしょう。
5分くらいしても、げっぷが出ない場合には赤ちゃんをいったんおろして、様子をみましょう。
その後苦しそうにあえぐ、もがく、顔を真っ赤にする、目がきょろきょろ動くなどの表情を見せたら、まだお腹にガスが溜まっています。
もう一度抱きあげて、赤ちゃんの腕を自分の肩に乗せて、足をまっすぐにさせ、げっぷを出させましょう。

腹痛によく効くテクニック

①赤ちゃんを、あおむけに寝かせ、両手を優しく動かして自転車漕ぎ運動をさせます。
②赤ちゃんのお腹に腹巻を巻いてあげましょう。この時にきつく締めつけ過ぎないように気をつけて下さい。
これからの季節寝冷え対策にも、おすすめです。
③ママの前腕の上に赤ちゃんをうつぶせに寝かせて、てのひらで背中を上から下へさすってあげましょう。

ガスを出させるために

赤ちゃんのお腹にガスが溜まってしまった時、対処法としては二つ提案があります。
まず一つ目は、向かい合わせに抱っこをして、お尻を軽くたたいてあげることです。そうすれば赤ちゃんはどこに力を入れればよいのか、分かるようになるでしょう。
二つ目は、赤ちゃんのお腹を「C」の文字を描くようにさすってあげましょう。
円ではないので気をつけて下さい。
まず、左から右へ下にさすり、次に下から上に戻りながら、結腸の部分をマッサージしてあげましょう。
大人でもガスが溜まると苦しいですよね?
赤ちゃんは言葉が話せないので、よく様子を見て気をつけてあげて下さい。

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