離乳食のレシピは沢山あっても、毎日赤ちゃん用に作るのは大変ですよね。そんな時に、大人のメニューから取り分けすれば時間の短縮にもなり楽です。ここでは実際にお料理の取り分け方を月齢ごとにご紹介します。
4回目は揚げ物であるかき揚げからの取り分け離乳食を月齢ごとにご紹介します。
大人用の作り方(2人分)
材料:貝柱 (小)50g 玉ねぎ (中)1/2個 冷凍グリーンピース 大さじ4 青じそ 10枚 にんじん 1/6本 しらす干し 大さじ3 A(水 2カップ しょうゆ・みりん 各1/2カップ) 削り節 15g B(小麦粉 2/3カップ 冷水 1/2カップ 溶き卵 1個分) 小麦粉 大さじ2 揚げ油 適宜
①鍋にAを入れて沸騰させ、削り節を入れて火を止めて3分おき、ペーパータオルでこして、天つゆをつくる。
②貝柱はさっと水洗いする。玉ねぎは薄切りにする。
③グリーンピースはさっとゆでて解凍する。
④青じそはせん切りにする。
⑤にんじんは皮をむいてせん切りにする。
⑥ボウルにBを入れ、練らないようにさっくりと混ぜ合わせる。
⑦別のボウルに②と③を入れ、材料の半量の小麦粉をまぶし、⑥の半量を加えて、さっくりと混ぜ合わせる。
⑧別のボウルに、④、⑤、しらす干しを入れて、残りの小麦粉をまぶし、残りの⑥を加えてさっくりと混ぜ合わせる。
⑨⑦のたねを半量ずつおたまですくって170度に熱した揚げ油に入れ、丸く形作りながら揚げる。⑧も同様にしてあげる。
⑩⑨の油を切って器に盛り、①の天つゆをつけていただく。
※天つゆには好みで大根おろしや生姜をおろしたものを加えても美味しい。
※かきあげをからっと揚げるには、衣を練らないように軽く混ぜるのがコツ。
◎さくさく揚げたての食感がたまらないかき揚げ。旬の食材を組み合わせれば、いろいろなバリエーションが楽しめます。給油率の高いかき揚げは、大人の出来上がりから取り分けるのが難しいので、下ごしらえした材料を取り分けて人手間かけるのがポイントです。ここではグリーンピースはしらす干しなど、初期化から使える食材を材料にしました。
初期(5~6ヶ月)グリーンピースのスープ煮
●大人の材料意外に用意するもの:野菜スープ 大さじ4(作り方はリンクを参照)
①大人用の作り方③からゆでたグリーンピース大さじ1+1/2を取り分け、薄皮を取り除く。
②野菜スープをすり鉢にいれ、なめらかになるまですりつぶす。
※すりつぶしたものがもさもさして食べづらいようなら、野菜スープを少しいれ濃度を調節してください。
◎緑鮮やかなヘルシーメニューです。
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中期(7~8ヶ月)しらすがゆ
●大人の材料意外に用意するもの:ごはん 大さじ2(約20g) 水 70cc 熱湯1カップ
①ごはんを刻み、水を加えて火にかけ、沸騰したらふたをしめて約6分煮て蒸らす。
②大きめの耐熱容器に大人用の材料から取り分けたしらす干し大さじ1と、熱湯を入れ、ラップをかけて電子レンジで約2分熱して塩抜きし、水気を切る。
③②をこまかく刻み、①と混ぜ合わせる。
※しらす干しは熱湯でゆでて塩抜きしても良い。
◎海の幸たっぷりのシンプルメニューです。
後期(9~11ヶ月)しらす混ぜごはん
●大人の材料意外に用意するもの:A(溶き卵1/2個分 サラダ油 少々)だし汁 大さじ2 5倍がゆ 子供用の茶碗2/3杯(作り方はリンクを参照) 熱湯1カップ
①大人用の材料のしらす干し大さじ1は熱湯で塩抜きして粗く刻む。
②Aでいり卵を作る。
③大人用の作り方③のゆでたグリーンピース大さじ1は、薄皮を取って半分に切り、だし汁で煮る。
④5倍がゆに①~③を混ぜる。
※しらす干しの塩抜きは中期を参照。
◎彩りも栄養バランスもバッチリです。
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完了期(12~15ヶ月)海鮮炒め
●大人の材料意外に用意するもの:熱湯1カップ だし汁 少々 サラダ油 少々 しょうゆ 少々
①大人用の材料のしらす干し大さじ1は熱湯で塩抜きする。
②大人用の作り方②の貝柱15gと玉ねぎ薄切り8切れを小さく刻み、大人用の作り方③のグリーンピース大さじ1は、薄皮を取る。
③①、②をサラダ油で炒め、だし汁を加えて煮、しょうゆで味付けする。
※しらすぼしの塩抜きは中期を参照。
◎ごはんにのせても美味しいメニューです。