初めての妊娠で身体の変化を知って不安を持たない方法

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初めての妊娠、おめでとうございます。赤ちゃんが出来た喜びは何にも変えられませんね。それと同時にお母さんには妊娠初期の様々な体調の変化と身体の変化が出てきます。
妊娠初期は、出血や腹痛、おりもの、下痢、つわり、便秘など様々な症状が出てくるので、自分で対処する準備をしておく必要もあります。

妊娠中の約10ヶ月、赤ちゃんを不安になることなくお腹の中で育てるために、どう変化していくのか簡単に理解しておきましょう。



妊娠期間

10ヶ月と言いますが、妊娠で言うところの1ヶ月とは4週間。つまり28日間です。通常の1ヶ月とは違うという事をまずは理解しておいてくださいね。

妊娠の1ヶ月と言うのは、最終月経が開始する日から数えて28日間です。つまり次の月の生理予定日は、すでに2ヶ月目です。

妊娠1ヶ月~4ヶ月

【妊娠1ヶ月(0から3週目)】
まだ子宮の大きさは通常とほとんど変わりません。したがってお腹の大きさにも変化はありません。

【妊娠2ヶ月(4から7週目)】
子宮はひと回り大きくなります。外見のお腹の大きさは変わりません。体調には個人差があるので微熱を感じたり吐き気を感じたりする人も現れますが、ほとんどの人はあまり気になる変化は見られません。普段から生理が順調な人は、ここで妊娠に気づくことでしょう。生理が不順な人は、まだ全く気づかないこともあります。

【妊娠3ヶ月(8から11週目)】
子宮は握りこぶし大に成長します。外見は、まだ変わる事はないでしょう。この辺りになると強い悪阻(つわり)を感じる人が増え、ほとんどの人は妊娠に気づきます。安定な時期ですので、くれぐれも無理な生活はしないように気をつけなければなりません。悪阻がひどい場合は、医師に相談を。

【妊娠4ヶ月(12から15週目)】
子宮の大きさは胎児の頭大になります。安定期に入り、食欲も出てくる人が多いでしょう。お腹は少し膨らんできますが見た目にはまだ解りにくい程度です。

妊娠5ヶ月~7ヶ月

【妊娠5ヶ月(16から19週目)】
子宮底長15から18cm。ほとんどの人は悪阻が治まり、食欲が出て体重が増加します。お腹も明らかに膨らんできて胸も大きくなってきます。

【妊娠6ヶ月(20から23週目)】
子宮底長18から21cm。明らかにお腹が前に出てきます。そて多くの人が胎動を感じ、胎児の存在をハッキリと自覚することでしょう。お腹が出る事によって足元が不安定になってきます。移動の際は注意して下さい。また足腰にも負担がかかるようになってきます。

【妊娠7ヶ月(24から27週目)】
子宮底長21から24cm。お腹全体に膨らみが出ます。足元が完全に見えない状態になるので、注意しなくてはなりません。子宮が大きくなっているため胃への圧迫感や頻尿を感じる人も増えてきます。

妊娠8ヶ月~10ヶ月

【妊娠8ヶ月(28から31週目)】
子宮底長24から27cm。お腹が前にせり出し、お腹が張っている感覚を覚える人が少なくありません。足の付け根にも負担が出るので長時間の立ち仕事には無理が生じるようになります。体調によって、無理せず疲れたら横になることも必要です。

【妊娠9ヶ月(32から35週目)】
子宮底長27から30cm。子宮に胃が圧迫されるため、悪阻とは別の意味で食欲が減退する人も増えてきます。膀胱も圧迫されるので頻尿になります。おりものの量も増えてきます。

【妊娠10ヶ月(36から39週目)】
子宮底長30から33cm。産道が柔らかくなり、おりものの量が増えます。見た目はお腹の皮もパンパンに張った状態です。胎児が下りてくるため、胎動はあまり感じなくなってきます。

おわりに

妊娠の体調には個人差がありますので、みんながこうなるとは限りません。体調がひどく悪い時は、心配して人に聞いたり本を読んだりするよりも、躊躇なく医師に相談しましょう。自己診断は危険です。

しかし、妊娠は病気ではありません。過剰な心配は胎児にも不安を呼ぶことでしょう。貴女の身体の変化に伴ってお腹の中では赤ちゃんも成長しているのです。

子供と本当の意味で一心同体のこの時期、体調の変化に憂鬱になるだけではなく、赤ちゃんの存在に喜びを感じながら過ごせれば幸せだと思います。

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