赤ちゃんと迎える初めてのお正月はどんな風に過ごす?

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赤ちゃんが生まれて、初めてのお正月を「初正月」というそうです。でも初正月って何をすればいいの?と悩むご両親も多いと思います。

昔は、食料がなかったり、医学も今ほど発達していなかったので、病気や災害から赤ちゃんを守ろうと盛大にお祝いをしていたと聞きました。

数え年の意味

今は、誕生日を基準に年齢を数えます。これを満年齢と言います。
しかし、昔は、生まれた日からお正月までを一歳と数え、お正月を迎えるたびに年齢を数えて行く「数え年」を使っていたようです。
今でも、おばあちゃん世代の人が数え年という言い方をする時がありますね。

昔の初正月は

今は医学も進歩しているので、そういう意味では安心ですが、昔は医学の未発達により赤ちゃんが成人を迎えるのが、難しかったと言われています。
なので、初正月を特別に盛大にお祝いしたようです。

しかし、今でも古い風習が残っている地域もあり、そういう場所では主にご両親や義両親から、男の子には、健やかにたくましく育ちますようにと願いを込めて破魔矢を、女の子には、魔除けや厄払いという意味を込めて、羽子板が贈られている所もあるようです。

年末年始の過ごし方

年末年始は、帰省されたり、旅行に出かけられたりするご家庭も多いかと思いますが、まだ小さな赤ちゃんを連れての遠出は大変ですね。
移動手段は、出来るだけ時間が短縮できる乗り物を選び、途中赤ちゃんが疲れてしまわないように、適度に休憩タイムを入れましょう。
また、新幹線などで出掛ける場合は、荷物を少なめに、もし何日も滞在する予定ならば、先に宅急便などで送ることが出来れば、安心だと思います。
また、慣れない場所での事故にも充分に気を付けると共に、せっかく作り上げて来た赤ちゃんの生活リズムを、なるべくこわさないように過ごしましょう。
また出掛ける際には忘れ物に気を付けて下さい。
忘れてもよそで購入できるものは良いですが、母子手帳や保険証などの必需品の他、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや普段使っているガーゼや、ママ用の除菌ティッシュなどはバックの中に入れておくと安心だと思います。

赤ちゃんを最優先して

お正月は独特な雰囲気があり、お休みも続くので気も緩みがちになりますが、外出などは赤ちゃんを最優先で考えてあげると良いでしょう。
初詣なども、あまり人が多い日は避けて、天気の良い暖かな日を選ぶようにすれば安心だと思います。

そして、何よりもこの時期の人ごみの中は、風邪やインフルエンザをもらいやすいので、赤ちゃんの体調管理には気を配りましょう。

初正月の祝い方

今は、赤ちゃんが生まれて初めてのお正月だからと言って、特別なことは何もしないと言うご家庭もあるのではないかと思います。
新しい家族が増え、皆でお正月を迎えることが出来る喜びを、身近な人と一緒に分かち合えればそれが一番、素敵なことだと思います。

離乳食が始まっている赤ちゃんならば、赤ちゃん用のおせち料理を用意して(但しおもちは2歳まで食べない方がいいので気を付けて下さい。)一緒に食卓を囲むと言うのもいいですね。

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