子供のより良い体質を作るために必要なこと

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誰もが、我が子には幸せになってほしいと願っていると思います。

子どもが将来どんな大人になり、どんな仕事に就いてどんな結婚をするのか、まだ赤ちゃんのうちからそんなことを思い巡らすパパやママもいることでしょう。

単調な日々を楽しめること

将来子供が、すごく偉い人になり、お金持ちになって大きなお家を建てられるほど、立派になったとしても、雑事に追われて日々の暮らしが楽しめなかったら、果たして幸せと言えるのでしょうか?

ミルフィーユは、フランス語で「千枚の葉っぱの意味」ですが、人生はミルフィーユのように、毎日を重ね、また積み重ねて出来上がっていくものです。
だから、ない物ねだりをしたり、遠い想い出に夢を馳せたりするよりも、自分の身近にある花を美しいと思ったり、今の暮らしの中で、毎日をいかに豊かに出来るかどうかが、幸せの分かれ道のような気がします。

何かいいことないかなと愚痴るより自分で楽しいことを見つけよう

人は単調な暮らしの中にいると、何かいいことないかなぁと呟いてみたりします。
不幸ではないけれど、何かが物足りない。
特に家事や育児に追われる生活の中では、一人だけ取り残された様な気持ちになることもあると思います。
でも、じっと目を凝らせばワクワクすることは目の前にたくさんあるはずで、それを見つけることだって楽しみの一つなはずですよね?
例えば、今日はお夕飯をお子様ランチ風に作って子どもを驚かせようというサプライズだって、子どもは大喜びして、とびきりの笑顔を見せてくれるはずです。
そして、ワクワクした気持ちは、将来子どもの人生を楽しむ力を育ててくれるはずです。

毎日を丁寧に生きよう

私たちの人生は、時間を積み重ねていくことです。
本当は一分一秒でも大事にしたいのですが、現実には雑用に追われ、振り向いてみると毎日がDVDの早送りみたいに過ぎて行きます。
しかし、そんな早送りをオフにする日も必要で、それは子どもの誕生日だったり、家族が集うお正月だったり、もっと小さなことで言えば、冬至の日にかぼちゃを食べたり柚子湯に入ると風邪を引かないんだよって子供に伝えたり、1月2日には家族で書初めをして、事始めの日としての家族の抱負などを書き目標を決めるのもいいですね。

寄り道の楽しさも知ろう

子どもは、とにかく寄り道が大好きですね。
だから、子どもと一緒に出掛けるときは、時間にゆとりがある時を選んだ方が楽しいと思います。
子どもは楽しいことを見つける名人です。
高い所があれば登るし、綺麗な石が落ちていれば大事そうに拾います。
階段があれば、じゃんけんをせがまれるし、そんな時もゆとりがあれば、グリコのおまけ・・・に付き合ってあげることも可能でしょう。
自分が子供の頃も、そんなささやかな親との時間が、妙に楽しかったのを思い出します。

子どもが眠りにつく前には

まだ下の息子が小さかった頃、寝かしつけながら自分もウトウトしてしまうことが多かったのですが、なぜかそういう時、息子が「ママ寝ないで~」と泣き叫ぶのです。
普段はおとなしい子なのになぜだろう?と思っていたのですが、子どもの心には常に、今という時間の概念しかなく、今日目を閉じて眠ったら、次に起きた時には再び、同じ場所にいると言う安心感がないのだと知り、納得しました。
もちろん、成長に伴い過去と未来は繋がっていきますし、眠れば朝が来ることも分かるようになります。
しかし、それまでの短い短い子供時間を、不安にさせないために眠りにつく前には「明日は何して遊ぼうか?」「明日もきっと楽しいね」などと話しかけてあげましょう。
良い体質は眠っている間に作られると言います。
ママの言葉で、子どもの心は満たされ、楽しい予感に包まれながら、素敵な朝を迎えられますように。

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