子供にとって何よりも国語力が必要な理由

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例えば、小さなころから英語を習っていて、かけ算も出来て、漢字テストだっていつでも、満点を取る子がいるとします。

でも、なぜか読書感想文などを書くのが苦手で、自分の考えていることを自分の言葉で話せない子供が今、とても多いと聞きました。

では、なぜそのようなことが起こってしまうのでしょうか?



子どもの時間

幼いころから、学習塾に通い、みんなが遊んでいる間も一生懸命机の前で勉強する、そんな子供が増えているようですが、私の個人的な見解では、子供は幼いときにしか出来ないこと、例えばお友達と公園で思い切り遊んだりする経験こそ、とても大事だと思っています。
有名大学を狙うためには、幼いころから学習させることは大事かもしれないですが、子どもにとって子どもの時間は、限られているのです。
時には、はめを外して思い切り遊ばせてあげる方が、勉強の方も伸びていくのではないかと思います。

勉強の基礎

ただし、勉強の基礎だけはしっかりと身につけておくことが大切だと思うのです。
それは、漢字を正しく書き読めること。そして正しいかけ算、割り算ができること。
3つ目が一番大事だと思うのですが、文章を正しく読み、書いてある内容を理解して、自分なりの言葉で、自分の考えていることを伝えることが出来る国語力です。
どの教科書もテキストも、英語以外は全部日本語で書かれています。
国語力がなければ、数学の応用問題も、意味が分からなくて解けない。
そんな子供が、増え続けています。

男の子は理数系が得意?

男の子を育てているママは、家は男の子だから、多少国語の点が悪くても仕方ないと思ってしまっていないでしょうか?
読解力は苦手でも、その分書き取りが得意だし、特に問題はないだろう。
更に国語のセンター試験なども、穴埋め問題が多くなってきたことがきっかけになって、そのような傾向を生み出してしまったのだと思います。

国語力を身につけるために

まず、小さな頃から本を読むことが大切だと私は、思います。
最初は、漫画でもよいのですが、段々と活字が多い本に取り組んでいけたらいいと思います。
それよりも更に良い方法は、1週間に1回でも2週間に1回でもよいので、何か嬉しいことがあった時、感動するようなことがあった時に、それを日記風に書かせてみることです。
最初は、文章として立派でなくても、意味がわからない箇所があっても、書いたことに対して褒めてあげると良いでしょう。
そして少しずつ、文章を書くことに慣れていく中で、書くことって意外に面白いと感じてくれたら、大きな進歩だと思います。

国語力を見直すとき

一生懸命勉強していて、ある程度成績はいいものの、伸び悩んでいるお子さんの多くが、国語力のなさで躓いています。
それは、テストなどで、問題を読んで、理解する力が不足しているからです。
文章が、どのように構成されているか、とっさの判断が出来にくくなっているのです。

英語を習ったり、他国の文化に触れるのは、素晴らしいことだと思います。
しかし、今のこの時代だからこそ、私たちは、日本人として美しい日本語を見直すべきなのではないかと思います。
日本の古い文学には、素晴らしいものが数多くあります。
そんな文章を味わい、行間に隠された深い意味を読み取ることや、日本語の、リズム、情緒を学ぶことは、私たちに費やした以上の、何かを与えてくれると信じています。

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