妊娠線予防ケアや、授乳中に乳首が切れてしまって痛い!そんな時にも、赤ちゃんのお尻かぶれのケアにも使えて、美容にまで使えちゃう便利アイテムをご存知ですか?これひとつあれば、本当にお役立ちなんです。
出会いは強烈な乳首の痛みから。
初産でなかなかおっぱいも出ずに悩んでいた私。やっと出るようになった、と思ったら今度は乳首が切れてしまいました。
授乳のたびにとびあがるほど痛い!!痛みに耐えながら授乳をしながら、この傷のケアはどうしたらいいのか、色々と調べてみました。
なんといっても赤ちゃんが口にする乳首なので、下手な薬は使いたくない。たとえお医者さんが大丈夫と言ったって、薬を使う事には抵抗があったのです。
そうして見つけたのがこれ。「口中無害」の馬油だったのです。
そして一度購入してからはずっとリピート買いが続いています。それくらいこの馬油、万能で使い勝手が良いんです。
馬油とは?
そのルーツは中国だと言われています。日本では馬の油が皮膚のトラブルに使われはじめたのはいつ頃からだったのか、それを伝える明確な文献がないらしいのですが、奈良時代に日本に渡来した唐の名僧「鑑真和尚」の一行が薩摩に上陸して、大宰府で馬の油の効用を伝承していったそうです。
そんな昔から人々に親しまれてきた馬油。
火傷、肌荒れ、ひび、あけぎれ、切り傷、痔などの民間治療薬として馬油は広く知られていますし、副作用がないと言われ、お医者さんの処方がなくても安心して用いられてきました。漢方を扱う病院でも、アトピーやニキビのなどの治療薬としても処方されることがあるそうですよ。
馬油の特徴は?
馬油は、人間にとって最も優れたスキンケア成分である皮脂(角質層の細胞間脂質)にもっとも近い成分の自然な油脂。
その脂質の主成分はセラミド。肌のキメを整え、潤いを保ち、外部からの刺激から肌の内部の組織を守る大切な役割を果たしています。
馬油はお肌との相性がとても良く、馬セラミドが肌の角質層まで浸透して不足する脂質を補い肌に健やかに保ってくれるんです。
特徴
(1)強力な浸透力
馬油は油なので、手に取るとべったりしているように思いますが、肌につけるとすぐにサラサラになります。それは馬油が浸透力にすぐれているから。
(2)抗酸化作用・殺菌作用
(3)炎症を沈める
(4)保温、血液循環促進
(5)食べられる
(6)馬油は植物性脂肪と動物性脂肪の中間
馬油はこんな事に使えます!
上にあげたような特徴があるので、あらゆる肌トラブルに万能に効いてくれるんです。
よく知られている火傷ケア、それに準じて日焼け肌のケアにも使えます。
先にあげたような授乳トラブルから生じた乳首の切り傷や、赤ちゃんのお尻かぶれのケアにもバッチリ。
高い浸透力で肌に潤いを与えるので、小じわ対策にも使えますし、私は毎日のスキンケアの中に取り入れています。
殺菌作用もあるのでにきびにも効きますから、にきびに悩む年齢のお子さんがいるご家庭でも重宝されそう。
ヘアケアや地肌ケアにも使えるので、シャンプー前には地肌につけてマッサージで地肌ケア。洗髪後には通常のアフターバストリートメントと同様に、毛先を中心に塗布するとしっとりヘアにしてくれます。
マッサージにも使えるので、便秘の時のお腹をマッサージするのにも使えますよ。
痔のケアにも使えるので、産後、痔に悩まされているママさんは是非使ってみてください。
まとめ
シンプルな馬油から、癒される匂いのするタイプのもの、液体タイプのものなど色々あります。
とにかく万能で色々なことに使えるし、一回の使用量はごくわずか。
お値段も他のスキンケアアイテムに比べると安価ですし、こんなに色々なことに使えるのに、一度買ったらなかなかなくならないコスパの良さは家計を預かる主婦には嬉しいポイントです。
我が家では、私のスキンケア用に液体馬油。
それ以外のケアには普通の馬油を常備しています。これからの乾燥してくる冬の季節には、お風呂上がりの乾燥ケアで子供たちの肌にもぬりぬりしています。また3人目妊娠中の今は妊娠線予防でお腹にも塗っています。もう臨月ですが、今のところ妊娠線は出来ていません。
妊婦さんにも、お子さんにも、みんなに使える馬油。
本当におススメですよ!