最近、小さいうちから花粉症にかかる子供が増えています。我が子も4歳のときに花粉症と診断され、毎年花粉の時期は苦労しています。
家族みんなが花粉症の我が家。小児科の先生や耳鼻科の先生に教えていただき、実践しているこだわりの花粉対策を紹介します。
おうちにいるのにどうして~!?
今日は一歩も外へ出ていないのに、どうしてくしゃみが止まらないの?どうしてこんなに目がかゆいの?鼻水とまらないよぉ!!
なんてことはありませんか?
それはきっと、花粉がおうちの中に入ってしまっているからです。
外出時に衣類などについてしまった花粉を落とさずそのまま部屋に入ると、部屋中に花粉が飛び散ってしまいます。
付着した花粉のせいで、家にいても花粉症症状に悩まされます。
まずは花粉がおうちに入り込まないように対策をしましょう!
玄関に空気清浄機を!
おうちに入る前、衣類などについた花粉を落とすことはよく知られています。
とくに足元についた花粉も注意して落とすことが大事です。
そのあと、玄関に入ってすぐのところに空気清浄機を一台置いておくとさらに花粉を落とせるんです。
玄関で、着ていた上着やズボンなどを脱いで、脱いだ衣類を空気清浄機の前でパタパタ、ユサユサ・・・。
すると、空気清浄機が一気に反応して「ブォ~!!」衣類に残っている花粉を吸い取ってくれます。
空気清浄機が2台ある場合は、1台を玄関上がってすぐのところに、もう一台を部屋に置いておくといいですが、
1台でも、玄関で使用したらまた部屋に移動させるだけで花粉対策の強化につながります。
このひと手間がおうちでの生活をより快適にしてくれます。
さらにワンポイント!この時期はセーターでの外出もNGです!
花粉の落としやすい衣類(表面がすべすべしている素材のもの)を着用するよう心がけましょう。
髪の毛につく花粉にも注意!髪はなるべく縛りましょう!
衣類だけではなく、髪の毛にも花粉は付着します。髪はおろしているより縛っておいたほうが、花粉がつく量が軽減されます。
ロングヘアーのお子さんやお母さんは、髪を縛ってなるべくまとめる、花粉がつきにくいように工夫しましょう。
また、帽子をかぶるなどの対策をして、髪につく花粉をなくしましょう。
お願い!洗濯ものは部屋干しにして!
濡れた洗濯ものを外に干してしまうと、取り込むときにいくら払っても、衣類の奥に入り込んだ花粉が残ってしまいます。
小児科の先生に教えていただきましたが、濡れた洗濯ものを外に干すと、80%の花粉が残ってしまうそうです。
耳鼻科の先生にも「洗濯ものは部屋干しにして!」「濡れた衣類はいくら払ったって駄目~!!」と言われました。
それでもやっぱり天気のいい青空を見てしまうと外に干したくなってしまい・・・。
でも、子供が花粉症と診断されてからは部屋干しに徹底しました。
かゆい目を無心にゴシゴシこすっている我が子をみて、「あ、これじゃいけない!」「少しでも、花粉を防止しなくては!」と、花粉の時期は部屋干しにしています。
それでもどうしても外に干さなければいけない場合は、花粉をよく落としてから取り込むようにしましょう。
規則正しい生活を送ろう!
小児科の先生が「花粉症はお薬半分、対策が半分だと思っています。」とおっしゃっていました。
つらい花粉症、大人も子供も、症状があらわれたら病院に行ってお薬を処方してもらうのも大事ですが、
それと同時に、花粉を寄せ付けないように対策をすることがとても重要だと思います。
また、3食の食事をきちんと摂る、寝不足に注意する、そういった基本的な生活習慣も見直して、
花粉に負けない生活を送れるようにしたいですね!