名前は親から子への最初のプレゼントです。神経質になりすぎることはありませんが、よく考えて素敵な名前を送りましょう。
字数に気をつける
苗字に対して、良いとされる名前の字数は決まっています。必ずではありませんが、注意してあげるとよいでしょう。
女の子の場合は結婚したら名字が変わるので、そこまで神経質になる必要はないかと思います。女の子の場合、総画数が16・23・32画は大吉数と言われており、非常に強い画数だそうです。このような画数の人は社会で活躍するバイタリティを持ち、男性を必要とせず、仕事優先でバリバリ働くような女性になると言われています。
漢字に気をつける
将来大人になってから口頭で名前の漢字を伝えることがあるかと思います。説明が出来ないような漢字では、困ることも多いでしょう。
個性を出すなら「当て字」となる漢字を工夫してはどうでしょうか。当てた漢字が多少独特でも、耳で聞いたり、ひらがなで書くだけなら違いはでてきません。大人になってからは、珍しい漢字程度なら、ちょっとしたアクセントになって周りに覚えてもらえるかもしれません。
縦書きにすると姓名を構成している字が左右に裂かれてしまうような名前をタテワレの名前といい、横書きなら気付きにくいのですが、縦書きにすると左と右がバラバラの印象を与えてしまいます。 そういう場合は左右を繋ぐため横線がある漢字を名前に持ってくればバランスが整います。
読み方に気をつける
その名前が口に出して言いやすいか、そして聞きやすいか注意する必要があるでしょう。
濁点が重なり過ぎると、どうしても濁った音になってしまいます。出来れば、姓名全体で濁点は2字までに抑えましょう。
人気の読みは公園や、幼稚園等子供が集まるような場所で呼ぶと何人かの子供が一斉に振り向いたりします。人気の高い名前は、こういったことも考えておくとよいかもしれません。
パパさん、ママさんがその名前を呼ぶたびにわが子を愛おしく思えるような名前が理想です。「わが子を愛おしく思える名前」といえばなんだか、深く考えすぎてしまいがちですが、お父さん、お母さんが気に入った名前であることが大切です。
あまりにも突飛な名前は避けましょう
あまりにも珍名・難読、個性的な名前だと、親の期待や子供さん本人の能力とは関係なく、受験や就職等での書類選考、合否や採用に不利になりやすいという事例もあるようです。(ふりがなをつけないと読めない名前は仕事上や取引先、手続き上で支障が出やすいため。)
近年当て字を用いた名前を子どもに付ける傾向がありますが、読めない名前は毎回初対面の人に名前を間違われるため、毎度毎度説明をする必要が生じ、子どもの負担になってしまいます。また過度に注目されて性格が歪んでしまう可能性があると言われています。
さまざまな名付けのタブー
女の子の名前でよく目にする「流・海・波・深」というような水が起源の文字も「水のように流されやすい」「流産」などが連想されるため、女の子の名前では避けたほうが無難だと言われています。四季のつく名前、花の名前なども、移り変わり、散るという暗示があるところからあまり良くないとされています。
父親の名前から漢字を一文字使う、両親から一文字ずつとって付けるなど一般的によくある名付け方です。でも、あまりよくないと言われています。ジンクスのようなものなので絶対ではありませんが、とった人とその子どもの仲が悪くなるという説があります。
「未」は否定形なので名前に使うのにはふさわしくなく、「未来」は「未だ来ず(いまだこず)」で、個人の名前に使うには縁起が悪い・・・と聞いたことがあります。