主婦の皆さんが苦労するものに家計簿をコンスタントにつけることがあります。生活費や医療費、光熱費などの生活に必要なものから、ご主人や子供のお小遣いまで書かなければいけないことはたくさんあります。このきっちり書かなければならないという意識が、長続きさせることができない原因の1つであるかもしれません。定期的につけることが難しい人でも、スマホのアプリや市販の家計簿を使わずに普通のノートを使用して、家計簿をつけることができる方法を紹介します。
はじめに
しっかりお金の管理をするために、家計簿をつけて、お金の動きを知ることは、とても大切です。ですが、「さあ、やろう!」と張り切って、頑張りすぎると、長続きしなかったりします。
筆者はとてもずぼらな主婦で、毎日きっちりと家計簿をつけるのは長続きしないと感じたので、大まかなお金の動きが分かるように簡単な家計簿をつけるようにしています。
そんなずぼらな主婦でも続けやすい、簡単家計簿のつけ方を紹介したいと思います。
その1:普通のノートを利用
市販の家計簿を購入すると、項目が多くて、つけるのがとても面倒でした。そこで、学生の頃使っていたノートの残ったページを利用して、家計簿をつけ始めました。これなら、お金もかからず、エコにもなります。
また、自分の書きたいように書けるので、分かりやすくお金を管理できます。空いたスぺースにメモ書きすることもできるので、なんに使ったお金なのか思い出せない・・・ということもなくなりました。
その2:大きな項目は2つ・小さな項目は3つ
書く内容は、とっても簡単です。まず、大きな項目として書くのは、収入と支出の2つです。
収入欄には、「パパのお給料・・・○○円 ボーナス・・・○○円」というように、ざっくりと、その月の収入を記入します。また、支出欄はさらに小さく3つの項目に分けます。その3つは、食費・生活小物・その他。これに、日付と日計を加えた横5つの欄のある表にします。
食費には、スーパーで買った食材やお菓子類、外食など、とにかく食べることに使った金額を1日ごとに書きます。
生活小物は、洗剤やシャンプー・リンスなど、生活していく上で必要なものを購入したら、これも1日ごとに書きます。
その他は、ガソリン代やお祝いなど、形にならないようなもの、食費にも生活小物にも分類できないものです。
これらを1日分合計して、日計と記入した欄に記入します。これで、どの日にいくら使ったのかが一目瞭然です。月の最終日には、食費の欄の合計、生活小物の欄の合計、その他の欄の合計を出します。日計も合計すれば、3つの項目の合計と合うはずです。
これで、その月のお金が何に多く使われたのか、なんとなく把握できます。「今月は食費が多かったな」とか、「お祝いごとで大きな出費があったな」ということが分かります。
その3:チェックを入れる
外食など、自分が「無駄遣い」とか「不意な出費」と思ったような出費があった時には、マーカーでチェックしておきます。あとで見たとき、「今月、苦しいのは、この出費のせいか・・・」と理解できます。それから、家計の無駄を省くための改善点が見えてきます。
おわりに
家計簿を毎日つけるのは面倒なので、レシートを置いておき、気が向いたときにつけるようにします。
大まかなお金の動きが分かるだけで良いので、これで十分です。チェックを見ながら、「我が家は、なんて外食が多いんだろう!」などと、改めてお金の使い道を考えるきっかけになりますよ。