はしのえみさん41歳で初産!高齢出産って何歳から?リスクは?

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タレントのほしのえみさんが、第1子となる女の子を無事出産しました♪結婚や初産の高年齢化が進んでいるなか、不妊治療の末、41歳で元気な赤ちゃんを出産したことは、多くの女性に希望をもたらしました。これを機会に高齢出産について考えてみました。



高齢出産した有名人

最近では写真家の蜷川実花さんが42歳で出産!34歳で第1子を出産しているとはいえ、42歳という年齢にビックリしました。女優の井上和香さんは35歳で女の子を出産。結婚後3年たっての初産!嬉しかったでしょうね♪

この他、40歳以上で出産している人はたくさんいます。財前直見さん(40歳)、NOKKOさん(42歳)、田中美佐子さん(43歳)、林真理子さん(44歳)、ジャガー横田さん(45歳)、戸川昌子さん(46歳)、坂上みきさん(53歳)など。すごいですね。

高齢出産は何歳から?

はしのえみさんのように41歳で初産なら、間違いなく高齢出産ですが、何歳から高齢出産と言うのでしょうか。
日本産婦人科学会の定義では「35歳以上の初産婦」が「高齢初産」です。
2回目以降のお産については、とくに決まりはないようです。

一般的に、何人目の出産でも35歳以上であれば高齢出産と呼ぶようです。
平成25年の厚生労働省の調査では、25~30歳までに初産を迎えるべきだと思っている人が40%、30~35歳までにと考える人は30%いました。
30歳をこえても無事に元気な赤ちゃんを出産する人が多くなってきたので、無理に若いうちに産まなくてもいいという風潮になっているようです。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/

出産は高齢化している!

35年くらい前までは、30歳以上の初産を高齢初産としていました。
今は、30歳を過ぎてから結婚する人も多くなっています。
厚生労働省の調査では、平成24年の平均初婚年齢は29.2歳です。

そして、30~34歳は赤ちゃんを産む人が最も多い年齢になっています。
平成24年の初産の平均年齢は、30.3歳。
第2子を産むときの平均年齢は32.1歳、第3子は33.3歳。
もはや、30歳以上で出産するのは特別なことではなくなりました。
今後出産の高齢化が進めば、高齢出産の年齢は、また引き上げられるかもしれませんね。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei14/dl/08_h4.pdf

高齢出産のリスク

高齢出産が増えたと言っても、高齢出産のリスクがなくなったわけではありません。
高齢出産のリスクというと、ダウン症を思い出すことも多いと思います。
ダウン症の赤ちゃんが生まれる確率は、20代は0.1%未満、35歳は0.3%、40歳は1%、45歳は3%、と年齢とともに上がっていきます。

妊娠高血圧症候群の確率は、20代での出産の1.8倍になります。
妊娠高血圧症候群になると、ママは子癇・HELLP症候群・常位胎盤早期剥離になる可能性が高くなり、赤ちゃんは低出生体重児・胎児機能不全の確率が上がります。
先天異常や流産の可能性も高まってしまいます。

高齢出産のメリット

リスクの高い高齢出産ですが、メリットがないわけではありません。
まず、収入が安定して経済的に余裕があること。
金銭面に不安がないので、精神的にも余裕が生まれます。

妊娠中は女性ホルモンが多くなるので、肌や髪がつやつやになります。
ハイリスクの出産に備えるので、健康に気遣うようになり、健康的な生活習慣が身につきます。
そして、無事に出産した後は、赤ちゃんを大切に育てる優しいママになれます。

高齢出産でも若い時期の出産でも、リスクを知った上でしっかり準備!
元気な赤ちゃんを産んで、幸せな子育てをしたいですね。

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