妊娠生活で体に負担をかけないコツ。疲れたら休もう。

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初めての妊娠だと、体重増加や食事など、日常生活において何をケアしておけばよいか分からず、重い悪阻に不安になってしまうことも。実は、妊娠初期、中期、後期によって、普段の過ごし方や注意するべき点が変わってくるのをご存知でしょうか?お腹の子が元気に育つように、万全の態勢で挑みたいもの。妊婦さんだけでなく、我が子を身ごもった妻をケアする旦那さんにも知ってほしい「妊娠生活で体に負担をかけないコツ」をご紹介します!



とにかく体が疲れたら休む

妊娠中の一番出やすい症状は、疲れやすくなること。妊娠全期を通してめまぐるしく体調が変わっていくので、妊娠中は常に体が疲れやすいのです。

・妊娠初期

黄体ホルモンが働くため、体温が高く疲れやすくなります。そのため、常に眠い状態ということも。
まだ妊婦としての体に慣れていないことや、ホルモンの働きの影響で、疲れやすい自分にとまどいを感じてしまいます。

流産しやすい時期ですので、「こういう時期なんだ」と心得て、疲れたらすぐに横になったり、昼寝をしたりと、気持ち悪くなったときは流れに逆らわず体を休めるようにしましょう。

・妊娠後期

お腹が大きくなるため腰や足に負担がかかり、筆者も足が痛くなったりむくんだりしました。さらに少し動いただけでも動機が激しくなることも。長い妊婦生活の疲れも一気に出る時期でした。

特に出産を間近に控えた妊娠9ヶ月の過ごし方には注意が必要です。
筆者の場合、車や徒歩で30分程度の外出ならできましたが、車の座席でずっと同じ姿勢でいたり、散歩でずっと歩いているとやはり疲れてしまいました。車での遠出は控え、徒歩の場合は、疲れたらとにかくその場で壁に寄りかかって休んだり、座れる場所があれば座って休むようにしていました。

とはいえ、妊娠後期は安産のためにも少しは動いたほうがいい時期。体調がよければ家事をしたり、少しでも散歩をして体を動かす機会を増やすようにしていました。

気持ち悪かったら無理をしない

妊娠初期はつわりの症状が出る時期。妊娠後期は内臓が圧迫されて気持ち悪くなりやすい時期でもあるので、家事もできないのならしないことです。
特につわりでは炊いたごはんや麺をゆでたり、だしやしょうゆなどを使った食事の準備は臭いを嗅ぐと気持ち悪くなってしまうので避けたいところ。食べ物の香りにも敏感になり、調理していると気持ち悪くなります。筆者も無理をしてしまい、吐き気などの症状がひどくなってしまったことがあります。

「食事の準備や掃除などの家事はつらかったらしない」と思うようにしましょう。

この時期は食品や調味料だけでなく、香水やシャンプー、キッチンなど、どんな臭いでも気持ち悪くなってしまうので、なるべく香りがでないような生活をしましょう。旦那様には香水をつけるのを避けてもらい、食事の時間は同じ部屋にいないようにしたり…。このあたりはどうしても旦那様の協力が必要なので、よく話して理解してもらうことが大切です。

重いものを持たない

昔から言われているのが、妊娠中は重たいものを持たないこと。妊娠初期は流産しやすく、妊娠中期・後期はお腹が張りやすいので破水したり早産の危険があります。

大量の買い物は旦那や母親、友人など協力してくれる人と一緒に行くようにしていました。特に部屋の模様替えのための家具の移動などはタブー。産後にするか、どうしても家具などを移動させたいときは旦那様にお願いしましょう。

背伸びをしない

妊娠全期とも背伸びはよくないと昔から言われています。特に出産間近に背伸びをすると逆子になってしまうことがあるそうです。

高い場所にあるものをとるときは、旦那様や身近な人にお願いしましょう。土間があるお宅は踏み台を置くなどの工夫をしたところ、すぐに逆子になってしまう娘も逆子にならずに逆子を予防することができました。自然と背伸びをする機会を減らすことで、逆子の予防につながったのです。

ストレスをためない

妊娠中は肉体的に疲れを溜めること同様、ストレスを溜めることは避けましょう。お腹の赤ちゃんもお母さんの感情をしっかりと感じています。そしてストレスは赤ちゃんや妊婦の体にも影響を与えてしまいます。

健康な体は健康な心から作られるものです。

とにかくお母さんが楽しいと思うことが、いい赤ちゃんを産む最大の方法とも言えるので、ストレスが貯まらないよう妊婦生活を楽しむことが大切です。

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