初めて、小さな小さな我が子を抱いたときに、ママは思ったことでしょう。
絶対にこの子を守る。
いいママになる。
でも、子どもが段々大きくなるにつれて、子育てってこれほど大変だったんだと、気づきます。
では、世間でいう「良いママ」とはどんなママなのでしょうか?
子どもが思う「良いママ」とは、どんなママなのでしょう?
この子を産んで良かったと思えるかどうか
子供が小さなときは特に、ママは不自由を感じることもあると思うのです。
好きなときに眠れない。
好きなときに食べることもできない。
買い物だっていつも、子どもが一緒だから、気に入ったお洋服もゆっくり見ている時間がありません。
でも、大抵のママは子供の、安らかな寝顔を見ながら、この子を産んで良かったと思うでしょう。
喜んで、はしゃぐ笑顔に、安らぎを感じるでしょう。
たまには面倒くさいと思うけれど、やっぱりこの子を産んで良かったと思えたら、ママとしては合格だと思うのです。
世間でいう良いママとは?
良いママで検索すると、いっぱい出て来ますね。
「ぶれないママ」「子ども目線で考えることのできるママ。」
「いいことと、悪いことをきっちり教えるママ。」
これは、世間一般的な良いママの例です。
そして、子どもが思う良いママとは?
「優しいママ」「何でも買ってくれるママ」「いつも笑顔のママ。」
でも、世間の言う良いママに、完璧になれる人などいるでしょうか?
失敗したら取り返しがつかないなどと気負って無理をすると、自己嫌悪に陥って自分を責めてしまうようになるので気をつけましょう。
母性愛とは何か
母性愛と調べると、「子供に対する、母親の本能的な愛情。」とあります。
確かに、お腹に赤ちゃんが出来た時からママはママになります。
それに比べて、パパは子供の顔を見ないと実感が湧かないと言いますよね。
母性愛とは、決して自分を犠牲にして、子どものために尽くすことではないし
たとえ、そうされてもやがて、子どもの方が疎ましく思うでしょう。
「良いママ」「母性愛」などという言葉に振り回されずに、マイペースで、子供と楽しい時間を過ごせるママが何よりも、素敵です。
あなたはどんなママですか?
大らかなママ、心配性なママ、口うるさいママ、見守るママ、色んなタイプのママがいますよね。
でも、それは性格なので、仕方がないのです。
どのママだって、子どもを思う気持ちに変わりはないはずです。
日常のあらゆる場面で、ママは厳しくするべきか、甘くするべきかの、決断をしなくてはいけないのです。
ぶれてはいけないとは分かっていても、ついその時の感情に流されてしまう、それが普通のママだと思います。
良いママとは?
自分を育ててくれたお母さんのようになりたいと思う人も、あんな風には絶対なりたくないと反面教師にしている人もいるでしょう。
どんなママが良いママなのか、身近に理想のママ像がいなくて、悩むこともあると思うけれど、試行錯誤を繰り返しながら、自分の中での「理想のママ」に近づいていければ、良いと私は思います。
きっと、そんなママが、子供から愛されるママだと思います。