赤ちゃんの白い舌は、もしかしたら鵞口瘡(がこうそう)かも!

2,665 views

赤ちゃんの舌が白いと、大抵のママはミルクかすかなと思うはずです。

でも、ガーゼなどで優しく拭き取っても、なかなか頑固で、取れない場合は要注意です。

それは、カンジタ菌による鵞口瘡(がこうそう)の可能性があります。



カンジタってなに?

カンジタとは、カビの一種です。
私たちの胃や腸、口腔内に、常に存在する常在菌です。
この菌は健康状態が良いときには、おとなしくしていますが、体調不良で抵抗力が弱くなった時や、皮膚が湿っている場所などに繁殖します。
おむつかぶれと症状が似ていて、間違われることもあるそうですが、カンジタの場合は、湿疹の範囲が広くなり、ひどくなると小さな水疱や膿疱などが、見られるようになるのが、特徴的です。

鵞口瘡(がこうそう)とは

鵞口瘡とは、口腔内に発症するカンジタ菌です。
新生児の鵞口瘡の原因は、まず出産時、ママの産道からの感染が多いと言われます。
妊娠中は、ホルモンバランスも狂いがちで、疲れもストレスも多いので、カンジタ菌が増殖する可能性があるのです。
妊娠後期に発症しやすいため、もし発症した場合にはすぐに治療が必要になります。

授乳感染の可能性も

ママの乳首にカンジタ菌が増殖した場合には、授乳による感染が考えられます。
授乳は一日何度もするものなので、清潔を心がけたお手入れを忘れないようにしましょう。
また、粉ミルクを使用している場合でも、哺乳瓶の中などに菌が繁殖することもあるので、大変ですが、十分な殺菌をするようにして下さい。

鵞口瘡の治療について

赤ちゃんの場合は、経過観察する場合もある様ですが、治療する場合には、赤ちゃんとママと二人ですることが望ましいと思います。
(↑場合によっては家族全員。)
病院に行ってお薬が処方される場合には、カンジタは真菌というカビなので真菌を殺したり、増殖を抑える、お薬が処方されるはずです。
ただ、乳児期の鵞口瘡は、ほとんどの場合、自然治癒する可能性が高いそうです。

但し、オムツ部分のカンジタ症は、おむつかぶれと見分けがつきにくいため、病院に行き、検査してもらって、きちんと治療する方が良いでしょう。

コラージュフルフル

カンジタ菌は常駐菌なので、完全に消滅させることは出来ません。
問題なのは、抵抗力が落ちた時に増殖してしまうことです。
風邪などを引いて抗生物質を飲んだ後も、注意が必要です。

後は市販にコラージュフルフルというボディソープがあるのですが、抗真菌の成分が入っているので、カンジタにも効果があるようです。

アマゾンで配送料込みで、2287円で販売されていました。
値段は高いですが、かなり効き目があるようです。
カンジタの痒みは強烈なので、悩んでいる方は、是非一度試す価値があるのかなぁと思います。

こんな記事も読まれています