いざに備えて子どもが生まれたら生命保険に加入しよう

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子供の病気は重症化するもの。わが家では長女も次女も2回ずつ入院しています。長女は、保育園に入ってすぐに菌血症になって、熱が引かず入院。しかも個室だったので、それなりの費用がかかりました。嘔吐下痢から脱水症状になって、入院したこともありますが、このときも親の付き添いが必要でした。そんなときに助かったのが保険金でした。休業した分だけの保障にはなりませんでしたが、ちょっとの足しにはなりましたよ。生まれた直後から「生命保険」…なんとなくネガティブですが、「いざ」の備えを考えることは、パパママにとってもお子さんにとっても前向きなポジティブなことですよ。

ケガの入院は1日目からのものを選ぶ

最近の病院は、すぐに入院を勧めます。もちろん総合病院に救急でかかったら、医者も心配ですから、様子を見ましょうとなります。
お子さんの生命保険(医療保険)は、入院1日目から適用されるものがほとんどで、日額5000円だったり1万円だったり、給付される保険金が提示されています。しかし中には、ケガの場合は入院が8日目以降だったり、通院には保障がなかったりするものもあります。
わが家の次女は、公園のジャングルジムから落ちて(正確には飛び降りて)両足を骨折しましたが、様子を見ましょうと「入院」を勧められました。入院1日目からの保障に入っていたので給付金があり助かりました。

生まれてから半年までに入ろう

子供は生まれてから半年すぎるころから、さまざまな病気にかかります。
母体からの免疫がなくなるころが、ちょうど6ヶ月から9ヶ月。母乳でお育てのお子さんは、母乳を通じて免疫がもう少しもらえるので、1歳ごろまでは病気がしにくいですが、保育園にいくとウィルスやバイキンをたくさんもらってきます。
わが家の娘も9カ月の時に、菌血症で1週間、入院しました。
保険のパンフレットは妊娠中から取り寄せつつ、生後半年までには加入したほうが良いですね。

成長にともない保険を見直す

結婚したら保険に入り、子供が生まれたら保険を見直す ―― 一般的にパパやママの保険が重視されていますが、お子さんの保険も同じように考えてあげてください。
小さなうちは、ケガが絶えませんし、病気も重症化します。しかし回復力も早い。一方である程度成長してくると、入院はめったにない。このように成長に合わせて保険も見直しましょう。
確かに保険料はかかります。しかし「お守り」と考えることにしませんか。掛け金(保険料)は掛け捨てですともったいないですが、無事に保険を使わなかったときには、ボーナスとして返戻(へんれい)金が返ってくるプランもあります。
学資保険は積み立てが中心ですが、規制緩和の中で、オプションとして医療保険や損害保険をプラスすることができるようにもなりました。
たくさん資料を取り寄せて検討してみてくださいね。

対人・対物賠償のオプションも考える 

子供さんが4歳5歳になると、自転車に乗ったり、お店ではしゃいだり。
もちろんパパやママが注意はしていますが、故意ではなくてもお店のものを壊してしまったり、坂道で自転車が暴走してお年寄りをけがさせてしまったり。
そんなときは損害賠償はもちろん、慰謝料まで必要になってくるケースもあります。
お子さんが大きくなってきましたら、このような不用意な事故への備えも考えたいもの ―― 対人対物のオプションが付けられるものもありますし、総合プランで含まれているものもあります。
チェックしてみてくださいね。

県民共済や生協の共済も候補に入れる

生命保険会社、日本生命や第一生命がたくさんの子供向けの商品を出していますが、掛け金と保険金は相関関係ですし、強いて言えば、どの会社さんも大差のない掛け金です。
決して1カ月の掛け金は安くありませんしので、慎重に選びたいところですが、共済も候補に入れるのも工夫のひとつですよ。
お住まいの都道府県が共済を発売していますし、加入している生協(生活協同組合)が0歳からの共済を売り出しています。共済は、保険会社と違って利益は、加入者に還元されるので、掛け金の割には保障内容が充実しているのが特徴ですが、あまり丁寧な説明員がいないのが難点ですね。
いかがでしたか。まだ0歳だし、保険なんか考えたくない、子供に「万が一」があることを創造するだけで辛いなど考えるでしょうが、子どもが生まれるということでパパやママの保険を見直すいい機会です。お子さんの保険とともにさまざまなプランを検討してみませんか。

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