赤ちゃんや乳幼児期に遊ぶ機会が多い『手遊び歌』。
この手遊び歌、実はメリットがたくさんあるんです!
楽しいだけではなくて、子どもの成長に役立つことがたくさんあるんですよ。
ママやパパも手遊び歌を覚えて、親子で一緒に遊びましょう!
コミュニケーション能力が育つ
手遊び歌は、基本的に2人以上で遊ぶものです。
親子で遊んだり、友達と遊んだり、保育園のみんなで遊んだり…。
相手と目を合わせたり、笑顔をかわしながら遊びますよね。
相手と呼吸を合わせて行うことで楽しさを共有でき、コミュニケーション能力を育てることにつながります。
くすぐりあったり触れ合ったりする手遊びだと、更に効果はてきめんです。
また、知らない手遊びをする場合は相手の動きを見て真似しようとすることもコミュニケーションにつながります。
知育になる
手遊びは、簡単そうに見えて実はとっても高度な遊びなんです。
歌に合わせて手を動かしたり、体全体を動かしますよね。
相手の動きを見て真似るという一連の流れは、脳を鍛える訓練になります。
つまり、楽しく遊んでいるだけではなく、脳の訓練をもしているということなのです。
小さい頃から知育や幼児教育に熱心になるママさんもいますが、まずは遊びの中で子どもの力を伸ばしていきましょう。
ぐずりにも有効
手遊びは赤ちゃんのぐずりにも有効です。
赤ちゃんが泣いているときに、目の前で手遊びをしてあげましょう。
歌と手の動きに夢中になり、赤ちゃんは泣きやんでしまいます。
手遊び歌は子どもと一緒に遊ぶものと考えてしまいがちですが、そうではありません。
まだ手遊びができない赤ちゃんのうちでも、手遊びで楽しませてあげることはできます。
スキンシップができるような手遊び歌を選んで、たくさん遊んであげてください。
語彙が増える
手遊び歌には、たくさんの言葉が出てきます。
意識してみるとわかるのですが、日常会話では使わない単語もたくさん出てくるんですよ。
そのため、日常会話をしているだけでは覚えられない語彙が、どんどん子どもの中に蓄積されていきます。
まだ物の形と名前が一致していなくても、とにかく言葉をインプットしていくことが重要です。
物の名称をたくさん頭の中に蓄積しておくと、ある日突然『この言葉はこの物の名前だったんだ!』と気づく時がきます。
そのチャンスを、手遊びを通じて楽しく増やしていきましょう。
お金がかからない
育児には、とにかくお金がかかるもの。
子どもは成長するにつれてどんどん新しいおもちゃを欲しがるので、出費に頭を悩ませているママも多いのでは?
手遊び歌のいいところは、何と言ってもお金がかからないところです。
手遊び歌をまったく知らなくても子育て支援センターなどで覚えてくれば、本やCDを買う必要もありません。
月齢に応じて新しい手遊び歌を覚えていけば、飽きることもないですよね。
お金がかからず、メリットいっぱいの手遊び歌。
ぜひたくさん覚えて、親子で楽しく遊んでくださいね。