子どもが大好きなイチゴ。イチゴ狩りは本当に楽しいイベントですね。1年に1回、春風に誘われて、出かけて見ましょう。最近は温室でも露地栽培でも、かなり清潔な設備が整ってきています。おなかいっぱいにイチゴが食べられる―― それだけでもワクワクします。観光農園は各地にありますが、小さなお子さんでも安心して楽しめ、清潔で、おススメのイチゴ狩りスポットを取り上げてみました。年明け2月からイチゴの収穫は始まります。早めに出かけて、温室のなかで、のんびりとイチゴを楽しんでくださいね。
おさぜん農園 ~京都府八幡市
京都の八幡は農業が盛んで、空気も良くて里山も広がっている素敵なところです。
こちらのおさぜん農園さんは、古くからのイチゴ農家。イチゴ狩りにも農地を解放して、たくさんのお客さんが12月から5月ごろまで甘いイチゴを楽しんでいます。
温室では、土耕栽培ですが、イチゴの苗を階段状に並べて、真っ赤のイチゴが空中にぶら下がった状態で収穫できます。お子さんでも、お年を召した方でも楽しめるような工夫がありますよ。清潔できれいなイチゴなので、少し洗うだけで、そのまま食べることができ大喜びです。
例年12月から。食べ放題ですが50分限定です。
第2京阪ができて車でのアクセスも便利になりました。
いちご&ブルーベリー園 フェリーチェ ~ 京都から電車でいける
大規模な観光農園です。こちらのイチゴの温室ハウスは、すべて高台にイチゴポットを据え付けて栽培されているので、ちょうど子供さんの顔の高さにイチゴがぶら下がっている状態で収穫が楽しめますよ。
さらに低農薬で、安心。品種も紅ほっぺやあきひめが中心ですが、人気沸騰なので、予約をして早めに出かけてくださいね。
京都から電車で20分、野洲駅下車でタクシー10分。
近江舞子いちご園 ~ 湖西の露地栽培で甘い
こちらの農園、最近減っている露地栽培のイチゴ狩りが楽しめます。
天気に左右されますが、例年5月から6月はじめごろまで。1カ月のシーズンです。
露地栽培なので、青空のもと開放感抜群の環境で春の恵みを満喫できます。
しっかりとした甘みは、やはりお天道様の下で育った価値がありますね。
京都からは、湖西線。5月の新緑がまぶしいなか、のんびり琵琶湖を眺めてハイキングを楽しむのも良いですね。
華(はな)やぎ観光農園 ~ ハウス栽培の大きなイチゴ
京都2つ目のおススメ農園。とにかく早い時期がおススメです。例年1月中旬からオープンしています。
温室ハウスの中には、たわわに実った大粒のイチゴ。とっても良い香りがします。
歩きやすい通路もしっかりと確保されているので、ドロドロにならずに収穫できますし、何よりもさっと洗えばすぐに食べられるので、お子さんも大喜びです。
住所だけ見ればなんとなく遠そうですが、京都からなら近鉄で1本ですので車がなくてもアクセスしやすいですよ。大阪からも学研都市線(片町線)で1本。いずれも狛田(こまだ)駅下車。駅から少しあるくだけで農園が見えてきます。
モモタ農園 ~ 年内からオープン
最後は、京都市内。山科区のモモタ農園さんです。
ハウス栽培なので、ナント12月中旬からイチゴ狩りが楽しめます。
クリスマスケーキにもたくさん使われる、甘くて真っ赤なイチゴを栽培している農家さんです。
こちらも高台(高段)栽培をしていますので、腰をかがめることなく収穫が楽しめます。
食べ放題時間は60分ですが、ちょっとほかの農園さんに比べて料金は高めなのがウェイクポイントでしょうか。
京都と滋賀の境目あたり。名神高速道路の東インターからすぐ。京阪電車・京津線でも山科駅から「四宮(しのみや)」駅まで1駅乗れば歩ける距離です。