赤ちゃんが生まれるにあたり、赤ちゃんが生活するお部屋は、快適に過ごせるように準備しておきたいですね。
赤ちゃんのお部屋作りには、注意したいいくつかのポイントがあります。
赤ちゃんが健やかに過ごせるように、お部屋をチェックしてみましょう。
高い場所にものを置かない
赤ちゃんの部屋の家具はなるべく低いものにして、高いところに物を置くのをやめましょう。
高い所の物が、赤ちゃんの上に落ちてくる危険があります。
また背の高い家具などは、地震やその他の災害の時などに、転倒すする恐れがあります。
万が一のときに備えて、できる限り低い家具、低い位置の収納を心がけましょう。
赤ちゃんの部屋の温度
生まれたての赤ちゃんの体は未熟で、体温調節がまだうまくできません。
そこで、空調などを利用して赤ちゃんが快適に過ごせる室温を保ってあげましょう。
暑い時期であれば、25℃~27℃。寒い時期であれば18℃~22℃を目安にしましょう。
あとは赤ちゃんの状態を見て適温に設定してあげましょう。
暑すぎず、寒すぎず、活動しやすい温度がベストです。
また冷たい空気は下のほうで滞留し、暑い空気は上で滞留します。
部屋の中でも位置によって温度が変わってくることもあります。
赤ちゃんのベッドの位置や、過ごす場所合わせて設定してあげましょう。
赤ちゃんの寝る所
赤ちゃんのベッドマットはあまり柔らかいものを避け、適度に硬さのあるものを選びましょう。
赤ちゃんが沈み込んでしまう危険性があり、寝返りの時期には、ある程度の硬さがあった方が、赤ちゃんも動きやすくなります。
またベビーベッドを使わずに、ママやパパと一緒のベッドで寝る場合は、掛け布団だけはベビー用の物を用意しましょう。
パパやママと寝る位置も違いますし、大人用ではお布団も重たくなります。
添い寝をしていると気付かない間に、赤ちゃんに覆いかぶさり窒息してしまう危険性もあります。十分注意するようにしましょう。
窓の位置
窓の前にベビーベッドを設置していると、動けない赤ちゃんは直射日光で体温がどんどん上昇してしまう危険性があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節が上手にできないので、ベッドの位置を窓際から避けた場所に移すか、ブラインドやカーテンなどで、日差しを調節するようにしましょう。
ベッドだけでなく、赤ちゃんをカーペットに寝かせているときにも同様の事が言えます。
赤ちゃんのいる場所の状況をしっかり把握しておきましょう。
月齢に応じての部屋作り
赤ちゃんの月齢が進むにつれて、寝返り・ハイハイ・伝い歩き・自立歩行と行動範囲が広がっていきます。体が大きくなり手の届く場所も格段に多くなっていきます。
赤ちゃんの成長に合わせて、ベビーガードやゲージなど、赤ちゃんが危険にさらされないような対策をとっていく必要があります。
季節や環境によっても変わる事があるので、赤ちゃんの毎日にしっかり目を向けて、健やかな成長に合った部屋作りを心がけましょう。