左利きは世界の人口の約10%くらいだと言われています。
その為、この世の中のものは、大体が右利き用に作られています。
でも、実際に左利きの人は、どのような時不便を感じているのか又、どんな時得したなぁと思っているのか、興味が湧いたので調べてみました。
☆左利きの人が不便を感じるとき
道具や機械は、右利き用に作られているので、左利きの人は扱い難いことが多いようです。
例えば、ガスコンロのつまみがひねりにくいとか、はさみが使いにくい(最近では左利き用のはさみも売っていますが)
スニーカーやエプロンの紐が結び難いという不便であるとか、利き手ではない方の手で改札を通らなければいけないという事も、ストレスを感じることがあるようです。
又、左脳より右脳の方が傷つきやすいので、右脳をよく使う人がかかりやすい病気があることも注意が必要です。
アレルギー(例・花粉症など)や免疫系の病気にかかる割合が、右利きの人の約2,5倍にもなるそうです。
☆左利きの人が優位に感じるとき
左利きの人は、ただ左利きと言うだけで「カッコイイ」と言われることがあるようです。
特にスポーツなどをやっている人は、サウスポーで、モテたと言う声も多いことに、驚きました。
又マウスや電卓を使用する際、右手で操作しながら左手で字が書けるので便利だという
意見もありました。
さて、この左利きの割合なのですが、女性より男性の方が2倍近く多いようです。
又、左利きは頭の回転が早く天才肌の人が多いとも言われているそうです。
☆左利きの有名人は?
アインシュタイン(相対性理論の発見)
ピカソ/ダヴィンチ(芸術家)
モーツァルト/バッハ(クラシック音楽)
バラク・オバマ(アメリカ合衆国大統領)
松本人志(タレント)など大勢の有名人がいらっしゃいます。
この他にも、坂本龍一・中川翔子など多才な分野で活躍されている有名人が多いように感じます。
左利きって、本当にすごい人がたくさんいるのですね。
☆左利きは矯正すべきかどうか?
矯正することが、いいか悪いかは分かりませんが、これはそれぞれの価値観の問題のような気がします。
小さなころから、書道を習わせると、字は右手で書けるという子も大勢います。
もし、どうしても気になるようならば、書道を習わせてみるのも一案かもしれません。
それで、右も左も使えるようになったら、凄いことだと思うのです。
又、ピアノなどの音楽系も右脳を使う為、左利きの子には有利だと言われています。
☆左利きも個性だと受け止めよう。
何事も右利き用に作られていることが多い今の世の中で、左利きの人は肩身が狭い思いもしているかもしれません。
不自由だと感じているかもしれません。
それでも、子供がどうしても左手の方が使いやすくて、直すことを嫌がるようなら、左利きも個性と受け止めてあげることも、大事だと思います。
それは、直すことが逆にストレスになってしまう可能性があるからです。
無理に矯正することを考えるよりも、個性を伸ばしてあげる方が、親としてずっと素敵な選択だと思うのです。