赤ちゃんが生まれてからでは、パートナーや友達とゆっくり旅行に行くのは難しくなります。
まだ身軽な妊娠中に、旅行を楽しむのはとても素晴らしいことです。
しかし妊娠中の旅行には気をつけたいこともあります。
注意点を参考に楽しい旅行に出かけましょう。
1.旅行する時期
妊娠中の旅行に適した時期は、妊娠16週を過ぎた安定期に入ってから妊娠27週目暗いまでがオススメになります。
妊娠初期は赤ちゃんの状態が不安定で、流産の危険もあります。
ママもつわりで辛い時期でもあるので、ちょうどつわりが治まる妊娠5ヶ月頃が、赤ちゃんにもママにもいい時期といえるでしょう。
また妊娠8ヶ月を過ぎた頃には、お腹も大きくなり体が重く、転倒の危険などが出てくるので妊娠後期の旅行は控えるようにしましょう。
とくに臨月にあたる妊娠10ヶ月は、いつ出産に進んでもおかしくないので、無理な旅行はやめるようにしましょう。
安定期に入っても、赤ちゃんやママの状態によっては旅行を控えた方がいいこともあります。かかりつけの産婦人科の先生に相談し、旅行の計画を考えましょう。
2.行き先
妊娠中の旅行はなるべく近場をオススメします。
妊娠中の長時間の移動は、体の負担になることも考えられます。
また妊娠中に飛行機に乗ることも可能ですが、長時間同じ体勢でいることは、エコノミー症候群の心配もでてきます。
十分自分の体と相談して、無理のない範囲で旅行を楽しむようにしましょう。
3.旅行のスケジュール
妊娠中は気分や体調が変化しやすくなっています。
旅行中の予定を詰込みすぎていると、体に負担がかかり旅行を楽しめなくなってしまうこともあります。
体調により、旅行が計画通り進まなくなることにたいしてストレス感じてしまうこともあります。
妊娠中の旅行は、なるべく体に負担をかけずに心をリラックスさせ、ゆったりと過ごせるような計画を立てましょう。
4.所持品
旅行中に予期せぬ事態に遭遇しても大丈夫なように、母子手帳と保険証はずっと肌身離さず持っているようにしましょう。
また、すぐに連絡が取れるように携帯やスマートフォンも持つようにしましょう。
その際充電が切れることのないように、十分注意しておきましょう。
何かが起きたときのために、外出先々で行ける緊急の病院や休憩所などを事前に調べておくのも大切なことです。
5.病気
自分の住んでいる環境と違うところへの旅行は、気候の変化や人ごみで病気をもらってしまうこともあります。
妊娠中は特に病気にかかりやすいので、注意しましょう。
また海外に行かれる場合は、その土地で流行っているウイルスや感染症の心配もあり、渡航するために予防接種が必要な地域もあります。
感染症にかかれば母体のみならず、赤ちゃんの命に影響を及ぼしてしまう危険もあります。
事前にしっかり調べて、準備をするようにしましょう。