9~11ヶ月頃の離乳食のお悩み5選

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ママが頭を悩ませがちな離乳食問題。

なかなか先のステップに進めないと焦ってしまいますよね。

離乳食の進み具合は個人差が大きいものです。

焦らずに、子どものペースで進めていきましょう。

特に9~11ヶ月頃に多い離乳食のお悩みについてご説明します。



手づかみ食べをしない

そろそろ手づかみ食べをさせたいのに、いつまで経っても自分で食べようとしない…。
そんなお悩みはありませんか?

赤ちゃんとご両親が別々に食事をしていると、なかなか手づかみ食べをするようになりません。
目の前でパパやママが食事をしているのを見ているうちに、『自分でも食べてみよう』という欲求が出てきます。
ご両親と一緒に食べていてもダメな場合は、お友達などと一緒に食事をする機会を作るといいですよ。
他の子が手づかみ食べをしているのを見ると、真似をするようになるかもしれません。

また、手を汚すのが嫌で手づかみ食べを嫌がる子もいます。
そういう子は手づかみ食べのステップをとばして、スプーンの練習を始めてみてもいいかもしれませんね。

遊び食べをする

食事をしている途中に食べ物を投げたり、こぼしたり…。
生後10ヶ月頃になると遊び食べが始まります。
なかなか食べてくれないし汚れるしで、ママもイライラしてしまいますね。

遊び食べをするようになったら、まず汚れてもいいような準備をしておきましょう。
イスの下に新聞紙などを敷いておくと、こぼされても後片付けが楽になります。

また、食べ物を投げたりした時に大声で『ダメでしょ!』と怒るのは逆効果。
怒鳴るよりも、悲しい表情や怒った表情で赤ちゃんに訴えかけましょう。
赤ちゃんはママに笑顔に戻って欲しいので、『こういうことをしたらママの笑顔が見られないんだ』と学習します。

また、だらだらと遊び食べを続けているのはよくありません。
たとえば食事の時間を30分と決めて、時間が来たら食べ終わっていなくても片付けてしまいましょう。
この後おやつなどをあげないのがポイント。
お腹が空いたら、次の食事はしっかり食べてくれるはずですよ。

食べなくても3回食に進んでいい?

2回食の時点であまり離乳食を食べない子の場合、3回食に進むかどうかも悩みどころです。
周りのお友達がみんな3回食に進むと焦ってしまいますね。

3回食に進める目安は9ヶ月から11ヶ月頃。
2回食の時点で食が細くても、1歳頃までには3回食に移行しましょう。

というのも、3回食に進む目的は単に栄養を食事メインに切り替えるだけではないからです。
3回食にすることで、生活リズムを整えるという目的があります。
食が細くても3回食事を摂るようにしていれば、だんだんリズムが整って食べるようになっていきますよ。

好き嫌いはどうしたら?

赤ちゃんのうちは、嫌いな食べ物に対する反応が顕著ですよね。
一口食べただけで、べーっと吐き出されて困ったことのあるママは多いのではないでしょうか。

でも、それって本当に味が嫌なのでしょうか?
赤ちゃんはとっても繊細なので、味ではなく食感が嫌だった可能性があります。
同じ食材でも、調理法を変えると食べてくれる可能性がありますよ。

『この子はこれが嫌いだから』と言って食べさせないようにするのではなく、いろいろ調理法を変えて試してみてください。

苦味・酸味のあるものを食べない

赤ちゃんは苦味・酸味のある食べ物を本能的に嫌います。
苦味は自然界で毒を、酸味は食品の腐敗を意味するからです。
そのため、酸味のあるトマトなどを断固として口にしない赤ちゃんが多いのです。

苦味や酸味のある食材は、他の食材にほんの少しだけ混ぜるなどして慣らしていくようにしましょう。
調理法次第では、美味しく食べてくれることもあります。

ですがあまりにも嫌がるようなら無理にあげる必要はありません。
もう少し大きくなってから食べさせたら、あっさり食べてくれる可能性がありますよ。

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