赤ちゃんが突然のひきつけ!
こんな時ママはどう対処するべきでしょうか?
ひきつけの症状や状況によっても対処法は変わってきます。
初めてのひきつけでも慌てずしっかりと対処できるように、ひきつけについて知っておきましょう。
ひきつけの症状
ひきつけとは赤ちゃんの全身または腕や足などの体の一部の筋肉が、自分の意図しないよう動いてしまう症状です。
手や足を硬直させ、ピンと突っ張り力が入ったような状態が見られます。
生後6ヶ月頃から6歳くらいまでの乳幼児に多く見られます。
比較的大人より子供の方が発症しやすい症状です。
熱を伴う病気の時に起こることが多く、神経細胞が過剰な刺激を受けたことにより起こるとされています。
ひきつけの他には痙攣と言う場合もあります。
ひきつけを起こす原因
新生児期に起こすひきつけは、先天性の脳の病気も考えれます。
乳幼児期のひきつけは、高熱が出ることにより、神経細胞が刺激され興奮状態になることから起こるとされています。
ママの母乳からの免疫が切れる6ヶ月頃から、風邪やその他の病気にかかりやすくなり、ひきつけの発症しやすい時期が生後6ヶ月頃からになるのです。
発熱を伴う病気になったときは、ひきつけを起こす可能性があるので合わせて注意してあげましょう。
ひきつけを起こしたときの対処法
赤ちゃんがひきつけを起こしたときは、落ち着いて対処しなくてはいけません。
ひきつけが起きたら、優しく赤ちゃんの衣類を緩めて上げましょう。
こうすることで硬直した手や足の締め付けを防ぐことができます。
ひきつけの時に嘔吐してしまう赤ちゃんもいるので、吐瀉物が器官に詰まることがないように顔を横向きにしてあげましょう。
けして抱きしめたり、強くゆすったり、ひきつけを止めるために強く掴んだりすることはやめましょう。
心配な気持ちはわかりますが、しっかり様子を見ておきましょう。
ひきつけを起こしたときに確認しておきたいポイント
ひきつけ後に病院を受診した時、説明ができるようにひきつけの状況をしっかりチェックしておきましょう。
・ひきつけが起きた長さ
・ひきつけが起きたときの体温
・ひきつけの震え方(左右対称だったか)
・ひきつけが治まったときの赤ちゃんの状態(顔色・視線・呼吸など)
・ひきつけと一緒にでた症状(嘔吐・発疹など)
赤ちゃんの状態や気になる症状や事柄があれば、忘れずにメモしておくようにしましょう。
ひきつけを起こした後の過ごし方
発熱を伴うひきつけは一時的なものがほとんどです。
しかし他の病気の可能性もあるので、初めてひきつけを起こしたときは病院を受診するようにしましょう。
一度ひきつけを起こした子は、また同じような状況の時にひきつけを起こしやすい体質でもあります。
病院で対処法や薬のことなども相談してみましょう。
熱が下がり、病気が落ち着き赤ちゃんの機嫌がよければ、特に気にすることはありませんが、病気抜けなので1・2日は家の中で安静にしていましょう。