走行予定が公開されないため、『見たら幸せになれる』とまで言われる黄色い新幹線ドクターイエロー。
正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」。
男の子のママなら一度はプラレールなどでお世話になってますよね!
月に数回”東京~博多”の新幹線ルートを、最高速度270キロで試験走行し、
新幹線の安全な運行を守っています!
大人も子どもも大好きドクターイエロー。秋の催し含め情報5選。ご紹介します!
イエロー好きの息子さんのために作られた ”運行日お知らせアプリ”
10日に1度程度走るドクターイエロー。その予定は公開されていません。
そんな幻の電車をぜひとも見たい!
なんと、目撃ツイートの情報を集め、その情報から”今日走るかも!”という予測を
プッシュ通知してくれるアプリがあるのです!
ドクターイエローが大好きな息子さんに”たくさん見せてあげたい!”ということでこのアプリは作られました。
そして、同じくイエロー好きのお子さんたちに喜んでもらえたら。という思いで公開されています。
同じ親としては心あたたまる話ですし、イエロー好きにはとてもありがたいアプリ!
予測は時に外れることもあるようですが、それでも目撃確率は確実にUPまちがいなし!
電車好き親子はぜひ試してみてくださいね!
初代のドクターイエローは新幹線0系のデザインだった!
1964年(昭和39年)、東京~大阪間で”夢の超特急”と呼ばれた東海道新幹線が開業。
その時の新幹線が団子鼻のデザインが特徴的な0系「ひかり・こだま」です。
そしてその開業を翌年に控えた1963年(昭和38年)。
その0系と同じ形で黄色く塗られた車両が、”電気軌道総合試験車”として使われました。
これが初代ドクターイエローです。
この車両は当時”世界最高記録”の時速256㎞をたたき出しました。
現在の700系 ”かものはし”の顔になったのは平成12年。4代目です。
くすんだ黄色からおなじみマリーゴールドイエローに変わったものの、
”夜間でも目立つ” ”ホームでお客さんが間違えて乗らない”という安全のために黄色を使うのは昔から変わりません。
ドクターイエローの中身は?
ドクターイエローの中には実にいろいろな部屋があります。
◎電気関係検側室
ドクターイエローの”頭脳”です。
ここには”電気系統検測員”が4人乗車。送電状態や通信状態を確認しています。
◎軌道検測室
ここもドクターイエローの”頭脳”。
ここには線路点検技術者が3人乗車。レールのゆがみ・左右の高低差・間隔などをチェックし、乗り心地に生かされています。
他にも、パンタグラフをビデオ撮影や目視で観測する観測ドーム室や、動力提供の部屋。
そして、おなじみの700系と同じ座席が設置された視察や取材の人が乗る添乗室があり、もちろんトイレ・洗面も設置されています。
なんとドクターイエローに乗車できる時がある!
一般の人が乗車できないドクターイエローですが、JR東海が企画する見学会が行われていました!
2014年に東海道新幹線開業50周年記念として、社内見学付きツアーが開催されました。
そのツアーが好評だったのを受け、今年の8月にも2回、ツアーが催されたそうです。
これからもこのような企画があるかもしれません。
気になる人はJR東海のHPをこまめにチェックしましょう!
2015年9月から。名古屋で秋のイベントがあります!
2015年9月2日~11月3日まで!
名古屋にある、JR東海の鉄道博物館 ”リニア・鉄道館”で秋の特別体験イベント
『家族で楽しむ新幹線の歴史!』が開催されます。
ここで普段入る事の出来ないドクターイエローの”測定機器室”に入る事が出来るそうです!
同じく、普段入る事の出来ない100系や300系新幹線の運転台の特別公開や、新幹線のお仕事紹介などはもちろん、ドクターイエローの進化や役割が分かる催しなど盛りだくさん。
秋のお出かけにぜひいかがでしょうか?