赤ちゃんにげっぷをさせる4つの方法

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赤ちゃんに母乳やミルクを飲ませたら、げっぷをさせてあげなくてはいけません。

赤ちゃんは母乳やミルクと一緒に空気も飲み込んでしまっています。

げっぷの形で出してあげないと、ミルクを吐き戻してしまいます。

ですがこのげっぷ、なかなか出せなくて苦労しているパパママも多いのではないでしょうか。

げっぷを出させる方法を4つご紹介しますので、色々試してみてくださいね。



肩にかついで、背中をトントンする

赤ちゃんを肩にかついで、背中をトントンと軽く叩きます。
げっぷの出し方で、もっともスタンダードなやり方ですね。

まだ首がすわっていない頃に縦抱きをすることになるので、首をしっかり支えながらかついでください。
また、ミルクを吐き戻されても大丈夫なように、肩にタオルなどをかけておきましょう。

コツは、少し強めにトントンすること。
弱めのトントンだと、気持ちよくなって眠ってしまう可能性があります。
5分くらい粘ってダメだったら諦めましょう。

腿に座らせて背中をトントンする

背中をトントンするのは同じですが、こちらは肩にはかつぎません。
ママの腿の上に座らせて、赤ちゃんの体が倒れないように支えます。
その状態で背中をトントン叩きます。
なるべくママの体に近い場所に赤ちゃんの体を引き寄せ、密着させると安定するようです。

赤ちゃんの背中をまっすぐにするか、ちょっと前かがみにするかでげっぷの出方が変わってきます。
どちらがいいかは個人差がありますので、赤ちゃんの様子をよく観察してみてください。

背中を下から上に撫でる

背中をトントンしても出ない場合は、背中をさすってみましょう。
お腹の空気を口の方に上げるイメージで、下から上に撫で上げます。
往復はしないでくださいね!
上まで行ったら、また下から撫でてください。
トントン同様、この時もある程度力を込めて行いましょう。

トントンしてもまったくげっぷが出ない…という赤ちゃんは、この方法だとすんなりげっぷが出ることも。
ぜひ試してみてください。

膝にうつぶせにのせて背中をトントンする

先に挙げた3つは、いずれも赤ちゃんの体を起こして行う方法。
どれをやってもダメなら、今度はうつぶせ体勢を試してみましょう。

ママの両膝の上に赤ちゃんをうつぶせにのせて、腰から肩に向けてさすります。
まだ寝返りやはいはいができない赤ちゃんなら、暴れることなくうつぶせになってくれますよ。
吐き戻しでママの服が汚れないというメリットもあります。

どうしても出なかったら

ある程度試してみてげっぷが出なかったら、諦めてしまってOKです。
出ないときはどうしても出ませんし、げっぷが出にくい赤ちゃんもいます。
げっぷのかわりにオナラで空気を出してしまうタイプの赤ちゃんもいるんですよ。

ただし、げっぷが出なかった場合は寝ている間に吐き戻してしまう可能性があります。
吐き戻しで喉を詰まらせるのを防ぐため、右側を下にして寝かせるようにしましょう。
背中の下に丸めたタオルや、傾斜のついた枕などを入れて寝かせます。
右側を下にすることで消化がスムーズに進み、吐き戻しのリスクが低くなりますよ。

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