赤ちゃんの頃からできる習い事の中でも、人気が高いのがベビースイミング。
ママと一緒に水の中で体を動かしたり、遊び感覚で楽しむことができます。
本格的に泳ぐことはありませんので、泳げないママでも大丈夫です。
ベビースイミングのメリットやデメリットなど、知っておきたい基礎知識をご紹介します。
ベビースイミングとは
赤ちゃんはママのお腹の中で、ずっと羊水の中に浮いていました。
そのため、水に対しての順応能力がすごく高いんですね。
それを生かした習い事がベビースイミングです。
水に慣れることから始め、水の中で遊ぶことで赤ちゃんの身体的な発達を促すことができます。
水の中での呼吸調整を覚えることで、心肺機能の働きを向上させることもできます。
そして、ママと楽しく水遊びをすることで、親子のコミュニケーションにも役立ちます。
メリットは?
水には浮力があるので、まだまだ体の発達が未熟な赤ちゃんでも、体にあまり負担をかけずに楽しむことができます。
水の中ではママが赤ちゃんを抱っこしていることが多いので、スキンシップやコミュニケーションをたっぷりとれるのも魅力です。
また、スイミングはかなり体力を使うもの。
夜ぐっすり眠ってくれるようになり、生活リズムを整えやすくなります。
そして、ママにとっても嬉しいメリットが!
水中を歩くことでシェイプアップになるので、産後のダイエットにぴったりですよ。
デメリットも
ベビースイミングにはデメリットもあります。
まず、水を介して感染する病気に感染しやすくなってしまいます。
プール熱や結膜炎などですね。
流行し始めたら注意が必要です。
また、水中毒になってしまう可能性があります。
水中毒は水の飲みすぎで起こります。
赤ちゃんはまだ飲んでいいものといけないものの区別がつかないので、プールの水をたくさん飲んでしまう危険性があるのです。
なるべく赤ちゃんの顔を長時間水につけないよう注意が必要ですね。
いつからできる?
スイミングクラブやジムによって差はありますが、首がすわった頃からできるところが多いようです。
生後4~6ヶ月頃から始めるのが目安ですね。
3歳頃までがベビースイミングに適した時期のようです。
お風呂などで赤ちゃんが水に対して恐怖心を抱いてしまうと、プールに入ることを嫌がるかもしれません。
まだ水に対して恐怖を抱かないうちに始めるのがよいと思います。
水着について
プールに入る際、赤ちゃんには水遊び用のおむつと水着を着用させましょう。
ストレッチ性が高く、動きやすい水着がおすすめです。
赤ちゃんは体温調節がまだ上手にできません。
体が冷えすぎないように厚手の生地のものや、なるべく肌を広範囲カバーできるものがいいですね。
スポーツクラブ指定の水着がある場合は、もちろんそちらを着用してください。
水遊び用のおむつについては、不要としているスポーツクラブもあるようです。
事前に確認してみてくださいね。