子どもの寝相が悪い時には何か問題がある?!

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子どもが小さい頃、かけている布団をはいでみたらカエルのように寝ているのを良くみかけました。

あの姿、すごく微笑ましいですよね。

でももう少し大きくなると寝ている間によく動き、パンチにキック、さらには頭突きの被害に遭うこともしばしば。

あまりに寝相が悪いと、ストレスたまっているのかなって心配になりますよね。

寝相の悪い子って、何か隠れた問題があるのでしょうか?



●レム睡眠とノンレム睡眠

寝返りはレム睡眠状態のときにするようです。

大人のレム睡眠は睡眠全体の20%程度、赤ちゃんは50%程度と言われていて、そのため小さな子どもは寝返りをする回数が多いのだそう。

それで、知らない間に布団から飛び出してしまっていたり、ベビーベッドの柵に頭をぶつけてしまったりするんですね。

●寝返りの役割

寝返りが打てないと、血液の循環が悪くなったり、重力がかかってる箇所に血液や体液が滞留しやすくなってしまうのだそうです。
大人の場合、一時間に平均2回寝返りをしているのだとか。赤ちゃんだと20回という話もあります。

寝返りをすることで体にまとわりついた熱気を放出し温度調整をしています。

寝返りは日中の活動の疲労回復にもなっています。

寝ているときによく動く子は昼間も活動的な子、と聞いたことがありますが本当なんですね。
寝相の悪さは元気の証拠!

●寝る子を育てる成長ホルモン

成長ホルモンは就寝時にたくさん分泌されます。
その成長ホルモンは、体の深部体温が低い状態で分泌されるので体の表面に熱が行ってしまい、子どもはその熱を逃がすために自然にゴロゴロ動いてしまうのだそうです。

それで少しでもひんやりとした場所を求めたり、布団に密着している箇所を移動させようとするわけなんですね。

寝相が悪いのは絶賛成長中の証しなんですね☆

●寝相がいい方が心配?

寝相が悪くない、つまり睡眠時あまり動かない場合、脳や神経系に問題があることも考えられるようです。

寝具が柔らか過ぎると寝返りの回数も少なくなってしまい、硬過ぎは寝返りの回数が多すぎるという調査結果があります。

寝返りの減少は子供にとって大脳や自律神経の発育に悪影響を及ぼし、寝返りの多すぎは余分なエネルギーを使うので寝ても疲れが取れないとのこと。

疲れが蓄積している様子なら、敷布団やマトレスを一度見直してみてあげると良いかもしれませんね。

●それでも気になる場合

ベッドの柵にゴンゴン頭をぶつけるのが心配なら、専用のガードもありますが窒息死の危険の方に注意を向けられているようです。
厚みがあり過ぎるのでしょうか?
うちではバスタオルを柵に結び付けていました。

ベビーベッドではないお宅では、どこに転がっても大丈夫なように部屋中にお布団を敷き詰めているというお話を聞いたことがあります。

お子さんの寝相が気になってママが寝不足になっても困りますよね。
安全面で問題なさそうでも体を冷やさないか心配になります。
お腹は冷やさないよう腹巻やスリーパーを利用すれば、少しは安心して眠れますね。
キックやパンチは、離れて寝るくらいしか対処できないかも知れませんが^^

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