実際に経験して嬉しかった&困った出産祝いマナー5選!

4,964 views

親しい友人や知り合いから「子供が生まれました」と報告を受けたらすぐにでもお祝いに駆けつけたくなるもの。

ですが出産直後のママは心身ともに疲労困憊。

慣れない育児と、連日お祝いにやってくる人達への対応にヘトヘトになっている事が多いのです。

お祝いしたい気持ちも大事ですが、まずはママへの気遣いが最優先!

今回は、筆者の経験も含めて「嬉しかった&困った出産祝いマナー」についてご紹介します。



事前にアポイントを取るのが必須!

お祝いに駆けつけて頂く前に、数日前に連絡があるととっても助かります!

出産祝いに限ったことではありませんが、お祝いに駆けつける前に、必ず相手にお伺いをたてるのがマナー。

産後しばらくは慣れない育児と、数時間おきの授乳、おむつ替えでママはひっきりなしに動いている状態。更に寝不足でクマも出来ているかも……
朝から自分の髪や化粧に気を配る暇もありません。

そんな中アポなしで来訪されるのは、見られたくない姿を見られてしまうようでママも困ってしまいます。
里帰り中の方の場合、実家のご家族の都合もあるかもしれません。
ちゃんと事前に連絡を頂ければ、ちゃんとお迎えできる準備も出来ます。

ちょっと待って!病室へのお見舞い・お祝いは慎重に

仲のいい友人から「生まれました」の報告を受けたらすぐにでも赤ちゃんの顔を見たい!と言う方もいるかもしれませんね。
そこですぐ病室にお見舞いに行くのはちょっと待ちましょう。

出産後~退院までのママは、授乳・沐浴指導や育児指導などでスケジュールが詰まっています。
更に生まれたての赤ちゃんは2,3時間おきに授乳が必要なため、母子同室の産院で出産したママはゆっくり体を休める暇もありません。

中には出産時のダメージが大きすぎて中々ご飯も食べられずげっそりしてしまったり、起き上がれなかったり、点滴や尿道カテーテルを入れている人もいます。
そんな時にお見舞いに来られるのはママとしてはちょっと困ってしまうかも。

また、個室ではなく大部屋に入院している方もいます。
ただでさえ同室の方に気を遣うのに、来客があって更に気を遣わせてしまうのも申し訳ないもの。
病室へのお見舞いは我慢して、退院するまで待つのも思いやりポイントです。

ちなみに筆者が困ったのは、「友人のご主人も同伴して来られた(面識なし)」「連絡なしに8人で来られた」というケースでした。
出来れば入院中は家族のみの出入りに限った方が無難かもしれませんね。

大人数・子連れでの訪問は気を付けよう

出産した友人へのお祝いに、グループで駆けつける事もあるかもしれませんね。
ですが5,6人の大所帯だと、気を付けていてもつい会話が弾んで声が大きくなってしまうことも。
話し声に赤ちゃんがびっくりして起きてしまったり、怖がって泣くこともあります。

また、自分のお子さんを連れての訪問時にも気を付けたいポイントが。

風邪やウイルス性の腸炎などにかかって治ったばかりのお子さんを同行しての訪問はなるべく避けましょう。
「熱も下がったし大丈夫かな?」と思っても、鼻水や咳で赤ちゃんにうつってしまう事があります。
新生児は抵抗力も弱いので重症化してしまうケースもあります。

お子さんを同行しての訪問時は、体調は万全かどうかを確認してからにしましょう。

日中に訪問&短めに済ます

普段お勤めしている方は、仕事が終わった夕方以降にお祝いに行こうかな?と思う事もあるかもしれません。

ですが夕方以降のママ&赤ちゃんの生活は分刻み!
お風呂に入れる、授乳する、ご飯の準備をする、赤ちゃんの機嫌がいいうちにママがご飯をササッと食べる……と怒涛のように過ぎていきます。
出来れば明るいうちに来訪できる、休日にお邪魔するように調整しましょう。

筆者も実際に夕方来客を何度か経験しましたが、お風呂に入れる&ご飯の準備が押してしまいかなり大変でした。

また、長時間の滞在もママにとっては困るもの。
上でも書きましたが、乳児のお世話は目まぐるしく、1時間おきに排泄をする赤ちゃんもいますし、常にお乳を求めて泣く赤ちゃんもいます。

ママへのお祝いと赤ちゃんの顔を見たら、早めにおいとまする配慮をしたいものですね。

里帰り中のママ相手だとつい積もる話もしたいところですが、育児に少し慣れるまでの間はメールなどを中心にやりとりをしておきましょう。
赤ちゃんが少し大きくなれば長時間の外出も可能になります。それまでの我慢ですね。

ケーキ・お菓子類はNG!?

お祝いごとといったら「ケーキ・お菓子」というイメージがありますが、産後のママには甘い物がNGなことがあります。

なぜならケーキ・お菓子に入っているクリームの乳脂肪分でおっぱいの乳腺が詰まってしまう方もいるからです。
乳腺が詰まりやすいかそうでないかはママの体質によるものなので、必ずしもNGではありませんが、なるべくなら避けた方が無難です。

出来れば気持ちをリラックスさせるカフェインレスのお茶や、フルーツを使ったゼリーなどさっぱりしたものの方がママも安心して食べられますよ。

いかがでしたか?
お祝いしたい!という気持ちにプラスしたいママへの配慮&マナーをまとめてみました。
これから周りで出産予定のご友人やご家族がいる方などの参考になれば幸いです。

こんな記事も読まれています