5月5日は端午の節句!男の子の大切な行事のひとつです。
生まれて初めて迎える端午の節句を初節句と言います。
初節句を迎えたら、色々と準備が必要です。
しっかり事前の準備をして、初節句の当日は盛大にお祝いをしてあげましょう♪
五月人形やこいのぼりを買う
端午の節句と言えば、五月人形とこいのぼり。
早めに選んで購入しましょう。
五月人形とこいのぼりを誰が買うのかは、地域によって違います。
母方の実家が贈るもの、父方の実家が贈るものと決まっている地域もあれば、五月人形は母方から、こいのぼりは父方からとなっている地域もあるようです。
なのでまずは夫婦双方の実家と相談してみてくださいね。
五月人形やこいのぼりを飾る
五月人形とこいのぼりは、飾るタイミングが違います。
室内に飾る五月人形は、3月20日の春分の日を過ぎた頃に飾り始めます。
こいのぼりは外の飾りのため、長期間は出しておかずに4月上旬から飾るといいでしょう。
節句の前日や当日に慌てて飾るのは『一夜飾り』と言って縁起が悪いと言われています。
せっかくの飾りを楽しむためにも、なるべく早めに飾るようにしましょう。
お祝い膳を用意する
端午の節句には、ちまきや柏餅を食べるのがならわしとなっています。
ちまきは病気や災いを避け、柏餅には子孫繁栄の意味が込められていると言われています。
忘れずに用意して食べるようにしましょう。
食事については、端午の節句に必ず食べなくてはいけないものはありません。
基本的に縁起のよいメニューであればOKです。
お赤飯や鯛、たけのこのお吸い物などを用意しましょう。
菖蒲を飾る
端午の節句に欠かせないのが菖蒲です。
菖蒲は香りが強く厄を払うと言われ、無病息災を願うために用いられてきました。
また、『菖蒲』と『勝負』をかけ、勝負に負けずにたくましく育つようにという願いも込められているようです。
菖蒲の花を用意したら、活けて玄関に飾ったり、お風呂に入れて菖蒲湯にしましょう。
また、菖蒲の葉を枕の下に敷いて眠る風習のある地域もあるようです。
自分の地域にはどんな風習があるのか、親御さんに聞いてみるといいでしょう。
内祝いやお礼状の手配
初節句の際には、親戚などからお祝いをいただくことが多いです。
お祝いをいただいたら、初節句の当日や前日にご招待しておもてなしをします。
このおもてなし自体がお返しとなるので、あらためて内祝いの品を用意する必要はありません。
ただし、遠方でお招きできなかった場合や欠席された場合は、内祝いやお礼状をきちんと贈りましょう。
内祝いはお祝いの日からなるべく1週間以内、遅くとも5月中には贈りましょう。
お礼状には、赤ちゃんと五月人形が一緒に写った写真を入れると喜ばれますよ。