予定日が過ぎた後の赤ちゃんとママの出産スケジュール

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赤ちゃんの生まれてくる日を待ちどおしく思いながら妊婦生活を過ごしてきて、

いざ予定日を過ぎると、不安になってしまいます。

初産は特にその傾向があります。

予定日を過ぎた後はどうのように出産まで向かうのかまとめてみました。



ママの様子

出産予定日を超過してもママの変化はそうありません。
予定日前と変わらず、胎動を感じて過ごすことになります。
しかし待ち望んだ出産予定日から、1日・2日と過ぎるほどに、ママは不安な気持ちになり精神的に不安定になってしまうことがあります。
周りの人の何気ない一言や、労いの言葉も、ママにとっては気に障ってしまうことも。
できる限りストレスをためず、リラックスして出産の時を待つようにしましょう。
出産予定日というのはあくまで目安であり、確実な日にちとは言えないのです。
予定日を超過しても赤ちゃんの状態が安定しているなら問題ありません。

赤ちゃんの様子

陣痛の始まりは、お腹の赤ちゃんが出産準備が整った時に始まります。
予定日超過は赤ちゃんにとってママのお腹の中がとても気持ちよく、まだ出たくないといっているのかもしれません。
赤ちゃんの状態が安定しているのなら問題はありませんが、予定日を過ぎた頃から徐々に羊水の量が減少していきます。また胎盤の機能も衰えていき酸素や栄養・血液がスムーズに赤ちゃんまで届けられなくなります。
子宮の中が赤ちゃんの快適な環境ではなくなっていきます。
予定日を過ぎてからは、赤ちゃんの状態をしっかり確認しておく必要があります。

超過後のスケジュール

産院によってスケジュールはことなりますが、予定日超過後は、赤ちゃんの状態確認のために週に2度~毎日の受診が必要となります。
だいたい超過1週間をめどに入院・誘発出産という流れが一般的です。
産院によっては、超過後の出産予定を決められるところもあるので、パパや周りの人と相談をして予定を立てることもできます。

超過した時の出産法

予定日超過後の出産は、誘発分娩を行うところが多いです。
誘発分娩とは、陣痛促進剤を使い人工的に陣痛を促すという出産方法です。
まず入院し、陣痛促進剤を投与します。飲み薬から始まり、効果がなければ点滴に切り替えられます。
そのまま陣痛が始まり出産という流れです。
しかし促進剤の効果が出ないときはバルーンを使い、子宮口を開く処置をとることがあります。
促進剤の効果は個人差があります。出産の流れは自然分娩とほぼ変わりがないので、産院の医師の指示に従いましょう。

陣痛を誘発する方法

自宅でできる陣痛を促す方法に、乳首のケアやマッサージがあります。
乳首を刺激することで、子宮を収縮させる働きがあります。
授乳する際にも役に立つので、やってみましょう。
また体調に応じて、ウォーキングを強化してみましょう。
お腹の張りも陣痛につながります。
病院では階段などで踏み台昇降運動を進められることもあります。
もうすぐ生まれる赤ちゃんのためにも無理をせず、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

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