赤ちゃんや小さなお子さんとバーベキューを楽しむ方法

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澄み渡った青空に、川のせせらぎ、緑に囲まれたマイナスイオン。屋外でのバーベキューは非日常の楽しいひとときですね。計画・準備の段階でワクワク・ドキドキ。お子さんが少し大きくなったら、一緒に食材を買いにいく楽しみもできますね。特に秋は、おいしいおイモさんやとうもろこし、栗や銀杏(ぎんなん)などの焼いたり蒸したりすると、おいしい食材もたくさん。小さなお子さん連れでも楽しめますよ。「まだちょっと早いかな」「赤ちゃんいるし」と遠慮しているパパママのみなさん、リフレッシュすることも子育てしていくのに大事なこと。写真もたくさんとれば、素敵な思い出になりますよ。



赤ちゃん用のごはんはアルミ箔でできる

一番の問題は、赤ちゃんのご飯。離乳食が始まっていても、さすがに焼肉や焼きとうもろこし、焼きナスに焼いた野菜は少し早い。でも、赤ちゃんも一緒に楽しみたい。
そんなパパママに、大活躍する調理グッズがアルミ箔。軽くて丈夫で、食材を包んで網の上に載せれば、ふっくらとおいしいおかずがたくさんできます。
あえて紹介するまでもないと思いますが、ナスや玉ねぎ、意外にかぼちゃやジャガイモ、サツマイモなども、すぐに柔らかくなりますよ。ひとつまみの塩で、食材の甘さ倍増。水を含ませたキッチンペーパーと一緒に焼くと、簡易蒸し器に早代わりです。
あとは、つぶしてお口に「あ~ん」。満面の笑顔です。
あと、ご飯をオニギリ(中身の入っていない塩おにぎり)にして持っていくと、準備中におなかをすかせたり、焼きおにぎりにしたり、アルミホイルで水と一緒に少し煮立てておかゆにしたり。便利な使い方ができますよ。

お肉はやめましょう

せっかく楽しい野外行事。でも3歳のお誕生日まで、お肉は待ちましょう。家での食事では、お肉が大好きなワンパクさんも、野外でのバーベキューでは、お魚やお肉はガマン。
理由はもちろん、衛生上の問題。いくらクーラーボックスで運んで、保冷剤も入れて、中まで火を入れて・・・ としても、細菌が怖いです。とくに小さな体の赤ちゃんやお子さんには、安全な食材を与えてください。大人には大丈夫でも、食中毒は子供さんが重症化しますからね。
トングや菜ばしを使いまわしたり、大人の箸を介して広がっちゃいますから、みんなでガマン。
楽しいバーベキューで、お肉がないのは寂しいですし、パパママにはちょっと物足りなくても、ベーコンやソーセージ、ハム、そしてお気に入りの缶詰を開封して、グツグツグツと網の上で煮立てましょう。
アルミ箔のご飯やおイモ、野菜とソーセージ、缶詰のカレーで大満足のアウトドアです。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049964.html

現地で調理が原則

赤ちゃんや、小さなお子さん連れだと、どうしても準備に力が入ってしまいますね。それに、バーベキューの現地では切ったり洗ったりが大変かな、と思いますし。
でも、事前の準備はほどほどに。とくに野菜は切った切り口から傷みますし、まな板や包丁から最近が移ります。
いくら小さなお子さんがいても、準備しすぎるのは厳禁。まな板や包丁、ボウルなども持って、現地へGO! 最近はたためるボウルや洗いざるもあったり、便利グッズを探してくださいね。
バーベキューサイトには水場が整備されていますが、河原でのバーベキューでは困ることも。お子さんの年齢が大きくなれば、河原やキャンプサイトで楽しめるようになりますから、まずは、赤ちゃんのバーベキューデビューは安心で便利なバーベキューサイトからスタートしましょう。
ただし、赤ちゃん用のごはんやオニギリは持って行きましょうね。

たまには手ぶらで 関西なら妙見にありますよ

バーベキューは楽しいけれど、準備が大変、帰り道も渋滞が… パパやママは少しアルコールも1、2本は飲みたいしね。そんなご家族連れに朗報なのが、大阪・妙見の森バーベキューテラスです。
なんと調理器具や食器はもちろん、食材から飲み物まで全て手ぶらでOK。天国のようなお話ですが、さらに電車で現地まで行けてしまうことができます。
バーベキューサイトも数が多く、食材を事前に申し込んでおけば、ツールや食器を無料で貸してくれるんですよ。自然を満喫しながらのバーベキューなんて最高ですね。
パパやママは羽根を伸ばし、毎日のストレスから解放されていいリフレッシュになるし、子供とのいい思い出になることまちがいなしです。
阪急電車各線・梅田駅から55分。インターネットで予約もできる便利な妙見。さあ楽しいバーベキューのはじまりはじまり。

http://noseden.hankyu.co.jp/mountain/bbqterrace/

片付けでの事故に注意

楽しかったバーベキュー。後片付けまでがイベントです。
赤ちゃんや小さな子供の事故が多いのは、この後片付けのとき。どうしても目を離したり、炭の処理や網、食器やキッチンツールを、ちょっと放置したり。油断が事故になっています。
とくにやけどには要注意。どうしても帰りの時間が気になって慌てたりすると、火の始末が疎かになりかねません。意外にコンロもいつまでも高熱です。さわりに行ったら大変ですから、すぐに片付けるか、水をかけちゃいましょう。
次のバーベキューに使いまわせそうと思っても、炭はシケったら使えませんので処分、処分。
家に無事にたどり着くまで気を抜かないでくださいね。

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