ある日突然の突発性発疹の対処方法

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乳幼児期にかかる病気の一つ、突発性発疹。

これが最初の病気になる子も少なくありません。

急な突発性発疹でもオロオロしないように、しっかりと知識をつけておくことも大切です。

ぜひ参考にして、落ち着いた対処ができるようにしておきましょう。



突発性発疹とは

生後4ヶ月~12ヶ月に発症することが多く見られる病気です。
突発性発疹とは、ヒトヘルペス6というウイルスが原因で起こる病気と考えられています。
またヒトヘルペス7というウイルスも同様の症状を引き起こすことがあるため、突発性湿疹は2度かかることがあります。
この病気はとても強力な感染症です。ただこの時期の赤ちゃんは、子供同士での接触が少ないため感染経路はよくわかっていないのが現状です。
1歳までの子供が重症度問わず、だいたいかかる病気の一つです。

突発性発疹の症状

突然38℃~40℃近い高熱を出します。
その高熱の状態が3日から1週間弱続きます。
熱以外の症状はほとんどなく、赤ちゃんの機嫌も悪くない場合が多いです。
熱が下がると、その日~2日間くらいの間に体全体に赤い発疹が出始めます。
この発疹が出ることにより、突発性湿疹という病名がつきます。
この発疹にいたみや痒みを伴うことはなく、2・3日で消えていきます。
たまに機嫌が悪かったり、下痢や痙攣などを引き起こすこともあります。
様子や状況を見て病院を受診するようにしましょう。

突発性発疹の治療

突発性発疹に特別な治療はありません。
熱が下がり、発疹がでるまでは突発性発疹ともわからないので、風邪という診断結果が出ることもあります。
とれる治療手段としては、熱さましの薬での解熱くらいです。
熱が下がるまでは、機嫌がいいとはいえ家で安静に様子を観察してあげましょう。

お世話のポイント

高熱が続くことで脱水症状を起こす危険があります。
水分補給はしっかりと行うように心がけましょう。
元気があり、機嫌もいいのであれば食事やお風呂など、いつも通りで大丈夫です。
ただ機嫌がいいからといって、外出やお外遊びは控えるようにしましょう。
あくまでもお家の中で安静にすることが基本です。
また赤ちゃんは高熱のきつさから夜中に機嫌が悪くなることがあります。
泣き続けたり、下痢したりと症状は様々です。
しばらくはママもゆっくりと眠れない日を送ることになるかもしれませんが、しっかりと赤ちゃんの様子を見ましょう。
そして顔色や具合など、異常を感じた場合は、すぐに病院を受診しましょう。

その他

突発性発疹は2度(ヒトヘルペス6・7)かかれば免疫ができるので、その後かかることはありません。
したがってお世話をするパパママが感染することは非常に考えにくいです。
また兄弟児にかかったことのない子がいれば、なるべく生活範囲を離してお世話をするようにしましょう。
保育園に通っている子は登園禁止などの法令はありませんが、同時期の子供に感染する心配はありますので、子供の様子や体調を十分確認して、園や病院の医師と相談しましょう。

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