小児ぜんそくを経験しているママやパパまたは現在もぜんそくを持っているママやパパの方もたくさんいらっしゃると思います。どんな病気も早期に気付ければ早期治療も出来て良いのですが小児ぜんぞくの初期症状で気付くことは本当に難しいことです。うちの子小児ぜんそくかな?と思っているママやパパ以外の方にも小児ぜんそくの症状や対処法を知っていざという時に慌てないようにしましょう。
小児ぜんそくと気管支ぜんそくの違い
小児ぜんそくに掛かった場合3分の2の子供たちは症状が治まると言われており、残りの3分の1の子供たちは症状が治まらないまま気管支ぜんそく(成人ぜんそく)に移行してしまうのです。小児ぜんそくになるとそのまま大人になってもぜんそくを抱えなければいけないのか?と思う方も多いと思いますが小児ぜんそくと気管支ぜんそくは別物なのです。
小児ぜんそくの調べ方
血液検査と皮膚テストがあります。血液検査ではIgE値と呼ばれるものが検出されるとアトピー型と呼ばれ検出されないと非アトピー型といいます。皮膚テストではスクラッチテスト・プリックテスト・皮内テストがあります。スクラッチテストとプリックテストは皮膚に傷をつけそこにアレルゲンを含んだ試料をつけてその後の皮膚の状態をみます。皮内テストはアレルゲンを少量皮膚に注射で入れて状態をみるという検査方法です。小さい子供には少し可哀想に思えてしまいますが、アレルギーを知るには大事な検査です。
受診の目安は?
長引く咳・呼吸をするとぜーぜーやひゅーひゅーと言った音がする・たんが絡みやすい・呼吸がしにくそう・咳止めなどの薬の効果を感じられないなどの場合は小児喘息を疑い受診をお勧めします。このような症状が出た日やその時の食事などは都度メモをしておき初診の際医師に見せることで言い忘れなどもなく良いと思います!
救急車を呼ぶ目安
唇の血色が悪い・意識がもうろうとしている・過度に暴れたり興奮状態である・上手に話すことが出来ない・横になって寝ることが出来ない・息をする時に小鼻が開く。このような症状が出た場合は救急車を呼ぶなど早急に病院に行くことを勧めます。まずは慌てずに救急病院に行きましょう。
まとめ☆
小児ぜんそくも遺伝の要素も高く近親者にぜんそくの方がいる場合は注意が必要です。筆者である私も小児ぜんそくでしたが気管支は弱いものの気管支ぜんそくにはならずに済みました。姉は小児ぜんそくから気管支ぜんそくに移行してしまったのですがペットを飼わない・タバコを吸わない・食べ物に気をつける等自分なりに環境を整えて上手に付き合っています。ストレスも発作を起こす原因の一つになるようなのでなるべくノンストレスな環境を作ってあげる事も大事です。